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第4回園田FCスプリント 佐賀のエスワンプリンスが制す

佐賀のエスワンプリンスが2番手から抜け出し快勝/園田FCスプリント・園田 | 競馬ニュース - netkeiba.com
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web Furlong 2014【スーパースプリントシリーズ特集】園田FCスプリント
地元兵庫、高知、佐賀から快速自慢たちが集い争われた園田FCスプリントは佐賀のエスワンプリンスが勝利。
820mという真っ向からのスピード勝負。テンの速い馬が大勢いましたが、積極的に押して反応良く2番手につけ、
内をうまく立ち回って直線では他馬を突き放しました。2着にハナを切った地元兵庫のスターボードが入り、
3着には高知ディープハントが差してきました。2着3着馬は最近まで南関東で走っていて短距離重賞での実績があり、
どちらも去年の習志野きらっとスプリントに出走して5着と2着に好走していた馬で、終わってみれば納得の結果。
2番人気に推された地元のジェイフォースはA2を勝ったばかり。短距離適性から人気になっていたようだ。
格付けからすれば格下ではあったが5着は頑張った方。去年の3着馬高知のファイアーフロートは追い込むも届かず。

勝ったエスワンプリンスは佐賀短距離では無類の強さを誇り、これまで3度他地区に遠征して3着・3着・1着と
地方全国交流でもその強さを遺憾なく発揮しているのだが、なぜかあまり人気にならない。
そのため個人的には馬券でおいしい思いをすることが多くありがたい。陣営がこの暑さに対して弱気なコメントを
していたというのもあるが、今回は前2走地元で敗れていたのも3番人気に落ち着いた理由の一つだったろう。
九州ダービー栄城賞ロータスクラウン賞など中距離重賞を勝った事もあるが、この馬は完全な短距離馬。
今回820mで強い相手に完勝した結果から見て、1400m未満のレースでも十二分に戦えることが証明された。
佐賀ではA級のレースに中距離が多いため仕方なく使っている面があるのだ。
これで習志野きらっとスプリントへの優先出走権を得たが、表彰式ではその出走に対し明言を避けている。
もともと夏場はあまり得意ではないというのが陣営の見解らしく、まずは体調を考えてということになるだろう。
8月には地元佐賀でサマーチャンピオンも開催される。体質の弱いタイプのため使い詰めができないこともあり、
馬の調子を見つつのレース選択となっていくだろう。