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2010年阪神大賞典勝ち馬ナムラクレセントが引退 栃木県那須町のブレーヴステイブルで余生

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ナムラクレセント | 競走馬データ - netkeiba.com
ナムラクレセント2012年から長期休養を経て2013年に地方競馬に移籍。その時には既に馬主が変更されていました。
その後南関東から高知に移籍し、最下級のC級に降級してから今年5月に初勝利。
7月に2勝目を挙げていましたが、JRA時代から患っていた屈腱炎が悪化してしまい引退となったようです。
これほど実績のある馬がJRA登録抹消されてもまだ安寧な余生を過ごせず、
馬主を変えられ地方で走らされていたということでネット上でも賛否両論ありました。
元々「ナムラ」の馬主さんは所有馬がJRA登録抹消後は手放してしまうことがほとんどという方です。
有名なところではナムラコクオーや、最近ではナムラタイタン地方競馬に移籍して走っています。
しかしナムラクレセントは所有馬の中でもっとも賞金を稼いだ馬。
もう少しやりようがあったのでは…というのがファンとしての気持ちです。
ある意味では自分のやり方を貫き通しているとも言えますが……。
今回は運良く引き取り手があったようで本当に良かったです。
ブレーヴステイブル
預託先のブレーヴステイブルではダイワメンフィススエヒロコマンダーフジサイレンスのほか
元・荒尾競馬に所属していたグレートホーラーやエイシンコンドルなど個人的にも懐かしい名前が見えます。
金銭や物資での支援も受け付けているようなので、ファンの方は是非問い合わせてみてはいかがでしょうか。


……思えばJRAで実績を上げた馬が登録抹消になった際に行き先が決まっていない場合、
地方競馬に移籍させてその後は関知しない、という手法が往々にして取られてきました。
重賞馬が引退するとJRA公式に行先が公表されますが、一度地方に移籍してしまえば抹消後の行方までは探しません。
そういう意味でも地方競馬は昔から中央競馬に「便利に使われて来た」部分があると思います。


そう言えば、金沢に移籍した障害重賞勝ち馬テイエムトッパズレは昨年登録抹消になったんだよな。
現在の行方は分かっていませんが、無事どこかで余生を過ごせていることを祈ります。
テイエムトッパズレ | 競走馬データ - netkeiba.com