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「テイエム」の竹園正繼氏 佐賀に所有馬を初入厩

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http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/RaceHorseInfo?k_lineageLoginCode=40071400085&k_activeCode=1
佐賀競馬に入厩することになったのは5歳牡馬テイエムキュウベエと3歳牝馬テイエムサンキュウの九州産馬2頭。
いずれも川田孝好厩舎所属となります。川田調教師はJRA川田将雅騎手のお父さんです。


竹園氏はこれまで地方競馬に自身の馬を下す際はほとんどを荒尾競馬の平山良一厩舎に所属させてきました。
他には船橋の渋谷信隆厩舎、名古屋の竹之下昭憲厩舎、園田に数頭、それ以外の地方にはあまり入れていません。
荒尾競馬場九州産馬限定レースの霧島賞・たんぽぽ賞及びそのトライアル競走の開催地という理由もありますが、
竹園氏と平山師はいわゆる「ツーカーの仲」で、調教師を引退された今でも各地に同行されている姿を拝見します。
しかし荒尾競馬場が2011年に廃止となり、九州産馬限定戦も佐賀競馬場に移行します。
一時は平山調教師が佐賀競馬に移籍することも噂されましたが、移籍が叶うことはなく引退。
ここ数年は登録抹消になったテイエム馬が竹園氏名義で地方競馬に移籍すること自体が少なくなり、
JRAを登録抹消されたテイエム馬は他馬主に譲渡されて地方で走るか、乗馬などの用途変更になっています。
現在地方競馬で竹園氏名義で走っているのは名古屋のテイエムダイトッパとテイエムプリンセスくらいです。
荒尾の平山厩舎には常時十数頭のテイエム馬が入厩していたことを考えると今は少な過ぎると思います。


今回佐賀への所有馬を所属させた理由は、やはり九州産馬限定戦があるという理由でしょう。
テイエムキュウベエ、テイエムサンキュウどちらも九州産馬。来年の霧島賞に向けてという意味合いは強いかと。
佐賀の中でも川田厩舎に決めた理由までは分かりませんが、川田騎手が関係していたりはするのかなぁ?
テイエムの馬に川田騎手が騎乗することはありますし、可能性はゼロではないとは思います。


これをきっかけに、かつての荒尾のように佐賀もテイエムの馬で溢れ返るくらい所属馬が増えるといいのですけどね。
佐賀競馬は恒常的に馬不足に悩まされている競馬場ですから、新規の馬主さんは大歓迎でしょう。
九州で唯一となってしまった地方競馬場でもあります。九州産馬と共にさらに盛り上がっていってほしいと願います。