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母父オグリキャップのストリートキャップが新馬勝ち

オグリ孫ストリートキャップ初陣/新馬戦 - 競馬ニュース : nikkansports.com
オグリの孫ストリートキャップ初戦V - 競馬ニュース : nikkansports.com
ストリートキャップ | 競走馬データ - netkeiba.com

現役時代のオグリの走りに感銘を受け、引退後も「何とかしがみついて」(佐藤さん)1口3000万円のシンジケートにも入ったほど思い入れが強かった。その血脈を残したい。一ファンとしての思いが原動力だった。「いまさらオグリと思われるかもしれないけど、やっぱり好きなんです。収支決算だけが生産じゃない。子は走らなかったけど、孫でオールドファンが喜んでくれないかな」。夢の続きを託した。
 牧場にはこの1年で20人ほどのファンが見学に訪れニンジンやリンゴも幾度となく送られてきた。「自分もファンだったから、そんな人たちに喜んでほしいんですよ」と繰り返す。生産もファン目線だった。芦毛の肌馬に栗毛の父をつけると芦毛が生まれる可能性が大きい。「オグリと同じ芦毛だったら、ファンは喜ぶと思って」。交配相手にゴールドアリュールを選んだのはそんな理由からだ。牧場にはオグリの初年度産駒、クルジェアムール(牝20)も繁殖として在籍。ミンナノアイドルは今年カネヒキリをつけて不受胎だったが、クルジェアムールはブラックタキシードとの子を受胎した。

http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20120803/p4

ミンナノアイドル引退時、佐藤さんが役員を務めるローレルクラブの役員会にて。役員の中で繁殖牝馬として希望者がいれば優先することになった。「オグリの繁殖なんて」という生産者もいた。佐藤さんも正直迷ったそうだ。「家族と相談するから、一晩待ってくれ」。家族は賛成してくれた。
 佐藤さんは話す。「ほかの生産者には笑われちゃうかもしれませんが、こういう生産者がいてもいいでしょう。母の父として強い馬をつくって、見返してやろうと思っています。どの種馬をつければファンに喜ばれ、強い馬をつくれるかな、って今から楽しみなんです。」

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2年前に話題になったミンナノアイドルの初仔。繁殖入りできたことには素直に喜んでいましたが、
活躍できるかどうかまでは半信半疑でした。それがまさかJRA新馬勝ちするとは……佐藤氏の想いが実りましたね。
ミーハーと言われようとも、私はこういう競馬の「ドラマ」が大好きです。こういう馬こそ活躍してほしい。
その後カネヒキリブラックタキシードと種付けして不受胎だったようですが、
今年まだ7歳ですし、これから産まれる仔に期待しましょう。


シューワレジェンド | 競走馬データ - netkeiba.com
佐藤信弘牧場にいるもう1頭のオグリキャップ牝馬クルジェアムールの仔、シューワレジェンド(父デュランダル)は
岩手でデビュー済、4戦目の盛岡で初勝利を挙げています。こちらも認定戦でも勝てれば面白そうですね。