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カタール王族 日本競馬にかける熱き想い

競馬事業開始から4年目のカタールレーシング社(国際)【その他】 - 海外競馬情報(2014/10/20)【その他】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル

ファハド殿下は最近この国で2億6,000万円の最高価格馬をはじめとするディープインパクトの1歳産駒6頭を購買した。日本はファハド殿下にとって今後を展望した比較的新しい拠点であり、すでに数頭の若馬を預託している。


 レッドヴァース氏は次のように語った。「ファハド殿下は、日本で馬主資格を得たことに感謝しています。殿下は非常に熱心にこの挑戦を望んでいました。ディープインパクトは世界最高クラスの種牡馬3頭のうちの1頭です。殿下はこの方面を探求することを強く望んでいます。活発な精神を持ち、時折独創的な考え方をする25歳の青年なのです」。


 「殿下は日本の極めて透明性のあるセリのプロセスも気に入っています。リザーブ価格(販売希望価格)が公表されており、このことはセリのプロセスにおいて信頼感を醸成します。殿下はその場所全体の雰囲気を好んでいるのです」。


 さらに、最高価格のディープインパクト産駒の購買は、予算上の制約が多すぎるというレッドヴァース氏の先ほどの話とはそぐわないが、彼は異議を唱える。「モハメド殿下(Sheikh Mohammed)は日本において馬主になることの道を開き、その競馬事業は数年連続で採算の取れるものとなっています。これがファハド殿下の興味を惹いています。日本の賞金は魅力的です」。


 日本は、ファハド殿下が4年間の競馬事業展開の過程で取り組んだいくつかの競馬国の1つである。殿下はオーストラリアで従業員を雇っているが、同国のメルボルンカップでのドゥーナデンの優勝が、殿下の兄弟であるハマド殿下(Sheikh Hamad)とスハイム殿下(Sheikh Suhaim)の競馬事業への参加を促すことになった。

「今は日本にかなり投資しているが、賞金が高いし将来的には採算が取れるだろう」というのがカタール勢の見解のようです。
ダーレー勢もそうですが、日本競馬には中東の王族を引き付ける魅力があるんですかね。


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