ウルトラカイザーが2014年のホッカイドウ競馬を締めくくる/道営記念・門別 | 競馬ニュース - netkeiba.com
今年度のホッカイドウ競馬を締めくくる、古馬最強馬を決める道営記念。
このレースを佐賀競馬デビューのウルトラカイザーが前哨戦の瑞穂賞に続いて連勝、これで5連勝となった。
佐賀2歳時には九州ジュニアチャンピオンを制していますが、2〜3歳時の主な重賞勝ち鞍はそれだけ。
慢性的な脚部不安を抱えて無事に使うことができず、翌年3歳のクラシック戦線を棒に振ってしまいます。
3歳秋に復帰すると古馬編入後も連勝し、2011年中島記念を3歳にして勝利するという偉業を達成。
しかし翌4歳は丸々1年を休養に費やすことになり、2012年は佐賀での1戦のみ。このあとホッカイドウ競馬に移籍。
門別競馬場には調教用坂路コースがあり、ここでの調教が脚に負担がかかり難いのだとか。
2013年の5歳秋にやっと復帰、6歳となった2014年から快進撃が始まります。
相変わらず休養を挟みつつですが、満足に調教すら出来なかった時期からすれば大きな変化。
佐賀競馬ファンとしては寂しいですが、ホッカイドウ競馬に移籍しなければ今の活躍はなかったでしょう。
来年以降は交流重賞も狙ってみてほしいですね。