座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

第20回「たんぽぽ賞」ナンゴクロックオンが鮮やかな差し切り勝ち

http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2016%2f02%2f11&k_raceNo=9&k_babaCode=32
ナンゴクロックオンが差し切り連勝/たんぽぽ賞・佐賀 | 競馬ニュース - netkeiba.com

2番人気ヨウエンが好スタートから気合をつけてハナを主張。外からは佐賀のキリシマシアトルが出ムチを入れて前へ。
大外から大きな馬体を揺らして1番人気カシノエイシが3番手に取り付き、3番人気ナンゴクロックオンが無理せず追走。
後方を気にしつつもヨウエンが快調に飛ばし、向正面過ぎでキリシマシアトルが脱落。代わってカシノエイシが2番手に。
柴田未崎騎手が「内にモタれてしまった」と言うようにナンゴクロックオンがもたついている間に外からレッドプルーフが上昇。
一緒にテイエムマケンゲナやカシノスピーディンも追い込みにかかる。レースはコーナーを回って直線へ。
ヨウエンが粘り込みを計るところに内からレッドプルーフ、外からカシノエイシが迫ろうというところに、
やっとエンジンがかかったナンゴクロックオンが上がり最速の脚で前3頭を交わし、中島アナ曰く「ものの見事に」差し切った。


トライアルのミヤマキリシマ特別からの連勝で、柴田未崎騎手は今年初勝利となりました。
2着ヨウエンは前走ノカイドウ特別でも惜しい2着だったように、先行してあと一歩粘りがほしい。
3着カシノエイシは540kgという大きな馬体で幸騎手も追うのに一苦労している感じだった。
ストライドも大きいし、広いコースの方が合っているかもしれない。
4着レッドプルーフ地方馬最先着。大外12番でなければ3着以内に入っていたかも。
門別デビュー以来、名古屋移籍以降も安定した走りを見せて大崩れしたことがなく、今回もJRA勢相手に入着。
地元に戻って3歳重賞戦線が楽しみになる内容だった。


ナンゴクロックオンの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
ナンゴクロックオンは父ダンツシアトル母テンザンヒカリ母父ラムタラ、宮崎県・田上勝雄牧場の生産馬。
田上牧場生産馬としては2011年クラウンリバー以来のたんぽぽ賞勝利となりました。
表彰台に奥様が控えめに立っていらっしゃったのが印象的でした。おめでとうございました。
ダンツシアトルは今年26歳。高齢でさすがに種付け数は減少しているものの、さすがの底力を見せています。
昨年は同牧場産のダンツシアトル産駒カシノリノが新潟直千で勝利しており、田上牧場とは相性が良いようです。