佐賀競馬場で『熊本地震被災者応援競馬』実施　収益を丸ごと被災地に寄付へ

「平成28年熊本地震被災者支援競馬」の寄付金額について | News | 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA
浦和競馬ニュース | 浦和競馬
先週の地震後から今週にかけて各地の地方競馬場では募金活動が始まっています。
また大井では１レース分の売得金の１％を、浦和では４月２５日開催の全レースから売上の一部（０．５％）を
義援金とすることを発表しました。これらは公営競技が被災地復興を支援するためにレース売上金を
復興財源に充てる「被災地支援競走」と呼ばれるもので、東日本大震災の折にも実施されました。
各競馬場で震災復興支援の輪荒尾競馬はなんと１レース分の全収益を寄付 - 座布団が行司にクリーンヒット
浦和には元・荒尾の騎手も多いですから心配されているでしょうねえ……。

今回の熊本地震で「被災地支援競走」の実施を公営競技で最初に発表したのは佐賀競馬でした。

　この度、佐賀競馬では、熊本地震にて被災された皆さまの一日も早い復旧を応援するため、平成28年度第2回競馬
（4月23日（土）、24日（日）、30日（土）、5月1日（日））の4日間それぞれの第5競走の売上の一部※1を被災地へ寄付する「熊本地震被災者応援競走」を実施いたします。

　また、「佐賀競馬場（佐賀県鳥栖市）」、佐賀競馬場外発売所各所「トゥルー佐賀（佐賀県佐賀市）」、「ドリームなかつ（大分県中津市）」の3カ所に、同日、熊本地震募金箱を設置し、寄付をする際には、このお客さまよりいただいた募金を併せて寄付をさせていただきます。なお、寄付先は、中央共同募金会を予定しています。

※1　収益金（売得金から払戻金と開催費を除いた額）を寄付いたします。重勝式を除く。
http://sagakeiba.lekumo.biz/news/2016/04/post-e1f9.html

「売上の一部を寄付」とありますがこの”一部”について
「収益金（売得金から払戻金と開催費を除いた額）を寄付いたします。重勝式を除く。」とあり、
実際には１レース×４日分の収益を丸ごと寄付するという意味なんですよね。
売り上げ額自体は少ないかもしれませんが、その気持ちは被災地に伝わると思います。

JRAも東日本大震災の時と同様に「被災地支援競走」を実施すると思います。
JRAともなれば大きな額が動くので、調整に時間がかかるのは仕方ないでしょう。
騎手や調教師個人での寄付は既に始まっています。
池添謙一騎手、吉村圭司調教師らが熊本地震の被災地に寄付 | 競馬ニュース - netkeiba.com
２０１２年度、栗東の新規開業調教師 | 吉村圭司調教師 | 競馬ラボ
 熊本市出身の吉村圭司調教師の父は元・荒尾競馬の調教師、吉村務さん。
荒尾競馬場では父親の厩舎で厩務員をしていた時期もあるんだそうです。