座布団が行司にクリーンヒット

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第45回佐賀記念 幸騎手の好騎乗でルールソヴァール重賞初制覇

http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2018%2f02%2f06&k_raceNo=10&k_babaCode=32
web Furlong 2017【レースハイライト】第45回 佐賀記念JpnⅢ
天敵「雪」と戦った競馬場 佐賀記念の舞台裏 : スポーツ報知
今年の冬は強い寒気が全国に積雪をもたらし、雪に慣れているはずの北陸地方ですら交通機関がマヒ。
この翌週JRAでは小倉開催が雪の影響で順延となり4日間開催という異常事態に。
佐賀記念もまた前日からの雪で開催が危ぶまれたが職員の皆さんの努力の甲斐もあり無事に開催されることとなった。


この日の佐賀競馬は不良馬場の影響なのか前半戦から完全に外有利の馬場状態。
1番人気に推されたルールソヴァールは1枠1番。下手をすれば内に包まれて抜け出せなくなる……。
そんな不安を払拭してルールソヴァールを勝利に導いたのは幸英明騎手の好騎乗があった。
布石は7レースJRA交流グリーンカップにあった。2番人気ダイキリシマに騎乗した幸騎手は出遅れ、
それでもマクリ気味に上がっていき直線で差を詰めたもののインに切れ込んで伸びきれず4着。
この結果をふまえて思うところがあったはずなのだ。
さらにレース前に地元佐賀の鮫島克也騎手からアドバイスももらっていたという。

鮫島克也騎手から「距離損になっても今日の馬場は外、外へ行った方がいい」とアドバイスを受けていましたので、思いっきり外へ回してこようと思って乗っていました。

http://www.keiba.go.jp/furlong/2017/highlight/0206-01.html

出脚は良くはなかったものの落ち着いて控え、道中最内から中→外と徐々に位置を変えていく。
向正面でペースを上げ前に取り付くとあとは馬に無理をさせない程度に外へ回し、直線では突き放した。
馬の能力の高さあってのものではあるが、終わってみれば完勝と入っていい内容でした。
全兄はダートG1馬サウンドトゥルー。明け6歳にして初重賞制覇とやや遅咲きの感じはあるが、
今回のようなマクリ可能な脚質は地方ダートに合っていると思うし、今後交流重賞で活躍が期待される。