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九州1歳市場2021が開催されました

【九州1歳市場2021(Kyusyu Sale、Yearlings)】が開催(結果概要) - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com
売却成績|九州1歳市場 サラブレッド 1歳 |JBISサーチ(JBIS-Search)
昨年度は新型コロナウイルスの影響によりインターネットでの入札のみで実施されましたが、
今年度は「通常せり+オンラインビッド」のハイブリッド方式での市場となりました。
さらに今回初めて九州1歳市場がインターネットで生配信もされています。

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結果、売却率・総売上額・最高価格は過去10年で最高を記録しています。
最高価格馬は本田牧場生産の「テラノイロハの2019」で、日本中央競馬会が660万円で落札。宮崎育成牧場で育成される予定です。
また佐賀県馬主会が購買補助を出してくださったそうで佐賀の馬主さんの購買や、
初めて九州市場で落札された馬主さん、オンラインビッドでの落札者もありました。
YGGオーナーズクラブが落札した「ハンマーグラビアの2020」は募集され佐賀競馬で走る予定のようです。


現在JRA地方競馬ともに売上が好調でその影響が生産界にも波及しており馬の需要が高まっている状況にあります。
今年度は全体的な影響も受けていると思いますが、九州市場においてはネット入札・オンラインビッド開始は大きいと感じます。
JBBA九州種馬場は上場頭数が例年20頭前後のうえ交通の便も決して良くはありません。
しかしインターネットでの入札が可能となって昨年の購買者登録数は51名、今年は79名まで増えています。
中には登録だけでセリ上げに直接参加しなかった人もいらっしゃるでしょうが、まず登録者数を増やすのは大事なこと。
また写真、常歩・レントゲン・ノド内視鏡など動画いわゆるレポジトリー資料がオンラインで閲覧できるようになり、
台付価格なども含め全体的に情報公開度が上がっていることも良い結果に繋がっているように感じます。
今後は九州の年間生産頭数がもう少し増えてさらに市場が活気づくといいのですが。
https://auction.jbis.or.jp/kyushu/20210622.php(下見サイト)