http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20050906&COL=5
この記事自体が消える恐れがあるので写させていただきます。
県競馬組合（管理者・川上義幸副知事）は、来年四月から佐賀競馬に三連勝式の勝馬投票券（馬券）を導入する方針を決めた。今年十月からはインターネット投票もスタート。売り上げ増をはかり、赤字が続く収支の改善を目指す。
高額配当が期待できる三連勝式は競艇や競輪、中央競馬で導入され、地方競馬でも導入した競馬場は売り上げを維持し、落ち込みの大きい未導入場に差をつけている。同組合はこの新賭式の導入で３％の売り上げ増を見込む。
インターネット投票は全国十一の地方競馬が参画する「地方競馬在宅投票システム」を使って実施。実況中継も行い、一日あたり二百万円の売り上げ増を見込む。
同組合では来年度中には福岡市と南九州に新しい場外発売所を開設する方針で、三連勝式、インターネット投票による売り上げアップと合わせて収益増をはかり、二〇〇七年度には単年度黒字に転換する収支見通しを立てている。
佐賀市の若楠会館で二日に開かれた同組合定例議会では、三連勝式導入に向けた機器の更新などに伴う補正予算を承認。川上副知事が「これまでのコスト削減にとどまった改善策ではなく、積極的な売り上げ振興策に取り組み、収支の改善をはかりたい」と述べた。
佐賀競馬の収支は経費削減で〇二年度は五年ぶりに単年度黒字だったが、〇三年度以降再び赤字に転落。同組合は、〇六年度まで赤字を見込んでいる。（佐賀新聞）
遂に佐賀競馬にも3連勝複式（単式も？）が導入される運びになりました。やっとのこさ新しい局面へ。
しかし楽観視も出来ません。既に他地方競馬場やJRAでは導入されており、目新しさは感じられないかもしれない。
また他競馬場で導入後、爆発的な効果があったわけではない。それまで購入されていた馬券
（佐賀競馬場では馬単が主流だが）が新馬券を買う人が増えるだけになる可能性も高い。
やはり今後は記事に書かれているように、ネット投票や新場外などによる相乗効果が求められるだろう。
「今年十月からはインターネット投票もスタート。」と言うのは、たぶんD-netのネットバンク投票のことかと。
これまでもD-netで投票はできてたわけで、この記事じゃまったく初めてのことみたいに書かれているが…。
「実況中継も行い」とあるが、開催日は毎日ネットで中継してくれるようになるのだろうか？
岩手競馬公式HPでは昔から、岩手のレースが開催されて無い時の九州競馬場外発売日は
ちゃんとネットで中継してくれていたわけだから、佐賀・荒尾でその日のライブ中継が出来ないわけはない。が。
あと場外発売。これも以前から言われてきた事だがまだ現実には至っていない。
2007年度を目標にしているという事は、来年度までには完成させようとしているのだろうか。
先日のブログで書きましたが、歳出削減はもう限界だから、あとは売り上げを増やす計画を、と。
副知事も同じようなこと言っていますね。今回の振興策はかなりの進歩ですよ。
これまではこういう動きすらほとんど無かったわけですから・・・。まだまだこれからでしょうけどね。
・・・３％って数字が背伸びしてなくて現実的ですね。いいのやら悪いのやら。
競馬ファンとしても新馬券や新場外、ネット投票などは楽しみです。
・・・・・・・
ん？荒尾競馬場は？
荒尾だけおいてけぼりはダメだよ…。たぶん佐賀が先で後から様子見で始めるとは思うけど・・・。
