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ヨカヨカがフェニックス賞とひまわり賞を連勝 クラシックへ

【フェニックス賞】(小倉)ヨカヨカが速いペースの中逃げ粘り二連勝 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
・九州産限定以外のJRA平地特別戦で九州産馬が1倍台は1999年ダリア賞のカシノエトワール(1.8倍)以来21年ぶり
九州産馬フェニックス賞勝利は1998年鹿児島産コウエイロマン以来22年ぶり
・熊本産サラブレッドが九州産限定戦以外の平地オープン勝ちは84年のグレード制導入以降では初
(ただしアングロアラブ競走では複数おり、障害オープンはコウユーヌレエフが2勝)


フェニックス賞では出足こそよくはありませんでしたが二の脚でハナを奪うと、
4角まではじっくり脚をためて直線では後続との差を詰めさせずに勝ち切りました。
九州産2歳馬が挑戦して好走はするけれど久しく勝てなかったフェニックス賞、記録的な勝利になりました。


珍名馬「ヨカヨカ」災害続きの熊本に光を 目指せ桜花賞!生産者「いい名前をつけてもらった」|まいどなニュース
【ひまわり賞】(小倉)圧倒的支持を集めたヨカヨカが持ったままでデビューから3連勝 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI


そしてひまわり賞。ここでもスッとハナに立ち、直線では馬場の良いところを選んで後続を突き放す強い競馬。
斤量57㎏を背負いながらも圧倒的人気に応えて勝ちました。
それまで熊本産馬が一度も勝てなかった「ひまわり賞」。
2018年に初めて熊本産馬が制しました(前身の九州産三歳特別を含めると53年ぶり)。
そこから3年連続で熊本産馬が勝利。熊本・本田土寿牧場が3連覇達成です。

来週の小倉2歳S(9月6日)については「行かない」と即答。「きょうは滞在競馬だから体(2キロ減)が増えてほしかった。次走が秋か年明けか分からないけど来年の桜花賞には出してやりたい。ひと息入れて、もうひと回り成長してほしい」と先を見据えていた。

https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2020/08/29/kiji/20200829s00004146238000c.html

フェニックス賞からひまわり賞を使って賞金を稼ぎ桜花賞へ……というのは陣営にとって計画していたことだったようです。
休養後は成長した姿を見せに戻ってきてほしいですね。
残念ながらひまわり賞除外となり他の未勝利戦に回ったコウユーダンサーは6着、カシノバド9着、カシノネメシス14着でした。


連闘馬たちもがんばっていましたがローテーションに余裕のあるヨカヨカには有利に働きました。
今夏は九州産2歳の3連闘が話題となってしまいましたが無事に全馬完走してくれてよかったです。
新馬・未勝利の厩舎コメントを見ていると3連闘対策に準備万端だったようで、デビュー戦では多くの馬が余裕残しの調整。
その後は小倉滞在し、ひまわり賞のコメントに至っては「カイ食いは良い」「順調」「予定通り」「元気いっぱい」……。
夏の厳しい暑さなの中で関係者の皆さんのお陰だと思います。お疲れ様でした。
しかし2011年からの夏の小倉開催が8週から6週に短縮、今年来年は五輪の影響で更に短かい4週開催に。
馬のことを考えると酷暑の8月に3連闘させてよいことはないでしょう。番組が改善されることを望みます。