座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

佐賀競馬2013年度売上 I-PAT効果で昨年より上がる

http://www.asahi.com/area/saga/articles/SEB201303260038.html
地方競馬IPAT発売 売上額から見えてきた今後の課題 - 座布団が行司にクリーンヒット
佐賀記念 今年は売得金レコードを更新 - 座布団が行司にクリーンヒット
佐賀競馬組合としては発売効果を当初はあまり期待していないようでしたが、佐賀記念での成功を機に
急遽新設重賞を増やすなどしてPAT発売日を増やした経緯もありました。来年度はさらに発売日が増える予定。
(追記)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2425906.article.html

 九州唯一の地方競馬佐賀競馬」(鳥栖市)は、2012年度の勝ち馬投票券(馬券)の売り上げが前年度比2・3%増の105億390万円となり、5年ぶりに増加に転じた。「在宅投票」で新たに導入したインターネットシステムによる購入が、大幅に伸びたのが要因。県と鳥栖市で構成し、佐賀競馬を運営する県競馬組合は今年度から、在宅投票者向けのPRなどを一段と強める考えで、「売り上げを伸ばして経営改善につなげたい」と意気込む。
 同組合によると、12年度の開催日数は前年度と同じ101日だったが、在宅投票の売り上げは29億9410万円で49%増えた。競馬場などの「自場施設分」の売り上げは7%ダウンしたが、それを在宅投票分で補った形だ。
 在宅投票が伸びた理由については、日本中央競馬会(JRA)のネット投票システム「アイパット」(I―PAT)を通じて、パソコンや携帯電話から佐賀競馬場の馬券を購入できるようになったことを挙げる。導入された昨年11月以降、1日平均の在宅投票の売り上げが、それまでの2000万円から4300万円に増加したという。
 こうした状況を踏まえ、組合は今年度から、在宅投票に関する事業を強化。主要レースを紹介するスポーツ新聞などの記事広告に関しては、12年度の3紙から13紙に増やす。また、佐賀競馬場のメーンレースの出走時間をJRAの最終レース後に変更し、馬券を購入しやすいようにする。
 このほか、11年度で廃止となった荒尾競馬場熊本県荒尾市)から昨年度に引き継いだJRAとの交流レースを継続。各地の地方競馬場との交流レースを新たに企画するなどして、来場者の増加策にも取り組む方針だ。
 佐賀競馬の累積赤字は11年度末で、2億1000万円。12年度の馬券の売り上げは増加に転じたが、競馬場や場外発売所の入場・利用者数の減少傾向は続いている。同組合事務局は「魅力あるレースを設けないと、在宅投票も伸び悩む恐れがある。経営基盤を強化しながら、人気を集めるレースを増やしていきたい」としている。(小山田昌人)
(2013年4月5日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20130404-OYT8T01867.htm