競馬 - 函館2歳ステークス 結果 - スポーツナビ
クリスマス | 競走馬データ - netkeiba.com
今年の函館2歳Sを制したのは季節外れのクリスマス。単勝2.1倍の1番人気に応えて見事な勝利でした。
評価されていた馬が順当に勝った普通のレースではありますが、実は函館2歳Sにはとんでもない記録があったのです。
それが1番人気は勝てないという記録。
函館競馬場スタンド改修工事により札幌競馬場で行われた2009年(1番人気のステラリードが勝利)、
芝コース改修工事によりダート1000mで開催された1994年(1番人気ダンツダンサーが勝利)を除き、
函館芝1200mで開催された函館2歳S(旧・函館3歳S)は昨年まで25回連続で1番人気が敗北していたのです。
過去には3着以内にも入れずに馬群に沈んだ例も多くありました。この時期の人気ほど当てにならないものはなく、
新馬戦などでスピードに任せて逃げ勝った馬が、ペースの違う重賞の舞台で狂ってしまうことが多かったようです。
最後に1番人気が勝ったのは28年前の1985年第17回函館3歳Sを制したダイナアクトレスでした。
ダイナアクトレスはその後明け4歳では不調でしたが、古馬になって復活し、重賞4勝を挙げる活躍を見せました。
函館2歳Sは超早熟馬が勝利することが多く、後の戦績が不振になる馬も少なくはありませんが、
記録を破ったクリスマスが同じ牝馬としてダイナアクトレス級の走りを見せてくれるか、これからに注目です。
※追記
函館2歳S G3 | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所
生産したアラキファームは皐月賞馬ビンゴガルーや桜花賞馬アラホウトクなどを輩出した歴史の古い牧場ですが、
JRAでの重賞勝ちはアラホウトク以来25年ぶりだったんだそうです。関係者の皆さんの喜びもひとしおでしょう。
【函館2歳S】クリスマス・森田オーナー 初所有馬で重賞V― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
その一方で馬主である森田謙一氏は現2歳の3頭が初めての所有馬だったそうだ。いきなり重賞馬を引き当てるとは。