座布団が行司にクリーンヒット

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荒尾観戦記

私が遠方へ行こうとするとなんらかの天災が起こります。
高知に行った時はちょうど福岡の大地震の時だったし、以前荒尾に行った時は台風ど真ん中でした。
今回も台風が近づいているということでハラハラしておりましたが、無事台風は関東に逸れてくれました。
ごめんね、関東の人。たぶん俺が悪いです。今度また旅行に行くので色々と不安です。
話を元に戻しまして。本当は第一レースから行きたかったんですが所用で時間が経過し、お昼から参戦。
たぶん4Rと5Rの馬券を買い間違えた人がいたようで、ある一部のオッズが物凄く変だったりしました。
あとこの日のJRA認定競走で優勝したヒロカミオーと言う馬。なかなかの勝ちっぷりでしたね。
大きく出遅れて最後方から追撃し、直線で全馬ごぼう抜きにしてしまいました。
タイムは普通かもしれないけど、こりゃ強いと思いましたね。ちょっと楽しみです。
霧島賞の直前になり、パドックにかなりの人が集まってきました。この日は本当に人が多かった。
どの馬も順調そうに見えましたね。そして遂にミーハーファンの人達の注目の的、武豊騎手が登場。
カシノコールミーに騎乗し、場内から歓声が上がりました。応援の声とフラッシュが多かったです。
福永騎手、幸騎手にも声が掛かっていましたね。そして地方馬筆頭ベルガモットシール騎乗の山口騎手にも。
さて霧島賞本番。人気はカシノコールミーターボフラッシュベルガモットシールの順。
こりゃベルガモ馬単頭から流せばおいしいぞ、と思い購入。結果は、ハズレ。
レース内容はまずベルガモットシールがハナに立とうとする所に高知のコウエイマジックが突っかかりました。
そのままハイペースで向こう正面へ。本当に速いペースで、コウエイマジックは早々に沈んでいきました。
番手で控えたカシノコールミーが第4コーナー回って先頭に立とうとする所に迫ってきたのがキングプログレス
直線での攻防は、さすがに前に居たコールミーの脚色が悪くなり、キングプログレスが優勝。
鞍上は地元・荒尾の吉井騎手で、おめでとうの声に手を挙げて応えていました。
2着のカシノコールミーはあれだけ速い流れで2番手からそのまま粘りきったのは立派です。
ターボフラッシュは自分の競馬は出来たんじゃないでしょうか。キングプログレスが圧倒的過ぎた。
表彰式では1〜3着までの騎手が集い、インタビューは行われました。勝った吉井騎手は寡黙な方のようで、
「位置取りは最初から決めてたんですか?」
吉井「いや、スタートしてから・・・」(会場笑いの声)
「今日は中央から騎手も名だたるメンバーが揃いましたが、気負いはありませんでしたか?」
吉井「いや、別に・・・」(会場爆笑)
と、つっけんどんな受け答えが逆に面白かったです。質問ももうちょっと考えろよな(笑)。
武豊騎手は第一声が「すみませんでした。」で笑いを取り、同じく福永騎手も
「野次が飛んでくるかと思いましたが暖かい声援ばかりで・・」と笑いを誘っていました。
さて、勝ったキングプログレスですが、3歳馬に注目とは言っていましたがまさがここまでやるとは。
これまでは芝コースを中心に使われてきましたが、今後はダートに転向するかもしれないですね。
カシノコールミーは引退の噂が流れていましたが・・・どうなんでしょう。
今週の小倉のレースにどちらとも特別登録していますが、たぶん出走しないんじゃないかな。
いや、コールミーはタフだから出走の可能性があるか。どうせ今の時期に引退しても繁殖になるには
来年まで待たなきゃいけませんので、このまま走らせるかもしれません。
やっぱりこういう大レースには人が多く集まってくれて、いいですね。また行きたいです。