座布団が行司にクリーンヒット

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城っていいですよね。お城。
かつての先人達がその土地を巡って争い合った群雄割拠の時代。
血なまぐさい時代であったと同時に、武士のプライド、格式、潔さがあった時代。
その頃に作られた城郭にも、昔の人たちの思いが込められていると思うのです。

お城フェチ(この言い方は正しいのだろうか?)の人は現在も残ってる天守閣なんかに
萌え(これも正しいか?)を追求する人が多いかもしれません。
しかし天守閣があったお城なんてのは全国から見れば非常に珍しいものです。
日本のほとんどの城と呼ばれたものは山城が中心でしたからね。
天守も飾り気も何も無い。しかし所々に敵を侵入させない工夫がされて、当時の知識の結晶です。
また、お城とは呼べないような小さな砦や館もあったでしょう。それ一つ一つにロマンを感じます。

太宰府市に有智山城という小さな山城があります。
戦国時代、少弐氏が所有していた城なんですが、この城は「落城の名城」と呼ばれています。
とにかく攻め落とされた回数が非常に多いんですよ。建造されてから幾度と無く。
主に少弐氏が奪われては奪い返す、という状況だったようですが。その度に修復されて
また使われるようになった。つまり常に最前線であり要衝だったんでしょうね。
そんないつも落城してるような城でも見方を変えれば「名城」なんですよね。
お城ってのはなかなか深いものがあります。

今日のますネタ:
『マイ・・・・・・ケル』(ふきだシアター福永祐一・アウトブリード)
もっと元気に!