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岩手競馬に厳しい県民の目 いまだに残る競馬への「悪いイメージ」

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070410_8
岩手日報社が電話世論調査を行ったところ、廃止の方がいいと答えた人が5割を超えたそうです。
今回は岩手競馬の赤字、廃止論議が重なったことでこのような結果になったのでしょうが、
根底には「競馬(ギャンブル)=悪」という日本人の固定観念があると思います。
仮に九州や他の競馬場のある地域で世論調査をしても、廃止とまではいかずとも否定的な意見を持っている方は
かなり多いのではないでしょうか。このような悪いイメージとの戦いは、公営ギャンブルの長年の課題です。
また、岩手競馬の現況を把握した上で回答した人が果たしてこの中にどれだけいるでしょうか。一握りでしょう。
岩手競馬の現在の状況を積極的に説明し、廃止の必要性が本当にあるのか、どうすれば黒字に転換できるか、
廃止になればどのような影響が起こるかなどを県民に理解してもらうことが大事なのではないでしょうか。


関口会長が今回佐賀競馬岩手競馬に馬を預けて「名前を地元の人に決めさせる」というのは、
会長ならではの意図があったように思います。つまり、地域一体を巻き込んでの地方競馬活性化といいますか。
http://www.sagakeiba.net/news/bameibosyu.htm
佐賀の馬名募集は「職場、商店街、町内会、学校(学級)」などの団体での応募をメインにしているわけです。
やはり自分たちが名付けた馬が競馬場で走っていれば、気にもなるし、競馬場に行ってみようとも思うでしょう。
さらに全国の舞台で活躍するようになれば、「おらが村の馬」みたいな感情が沸いてくると思うのですよ。
甲子園に地元の高校を送り出すような気持ちが。そういうのを関口会長と佐賀競馬は狙っているんじゃないかなぁ。