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九州産でビークァイエット産駒のカシノカスケードが初勝利

競馬 - サラ系3歳未勝利 結果 - スポーツナビ
カシノカスケードの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
JRAでは1頭だけ登録されているビークァイエット産駒のカシノカスケードが初勝利、未勝利を脱しました。
宮崎県・田上勝雄牧場生産の九州産馬。半兄に今日、同じ日に中山で走ったカシノトーマスがいます。
カシノカスケードは夏の小倉の九州産限定新馬戦を待たずに、6月福島の新馬戦でデビュー。
あのトロピカルライトの4着でした。一般新馬戦デビューで4着ならば大したものです。
新潟の未勝利戦を感冒のため取り消した後長期休養に入り、今年2月荒尾のたんぽぽ賞で復帰。
途中、吉永正人調教師の死去で福永甲厩舎に転厩することになったりしました。
前々走の4着で復調の兆しが見えていました。今回、9番人気での勝利となりました。
ダートの短距離向きだと思っていましたが、1700mで勝ちましたね。福島コースも合っていたのかも知れません。


ビークァイエットの仔は03年産駒が初仔、これまでカスケードを含め5頭しかデビューしていないというのにJRA
勝利するとは素晴らしいですね。今年は4頭がデビューを控えており、JRA所属馬は恐らくこの1頭だけかな。↓
マルシゲロッチ | 競走馬データ - netkeiba.com
改めて種牡馬ビークァイエットの紹介をしておきましょうか。
サンデーサイレンスダイナサッシュという血統。サッカーボーイなどの半弟にあたります。
良血であることからデビュー時から期待されて、それに応え新馬勝ち、500万下も勝って順風満帆かと思いきや
それから成績は伸び悩み900万下で頭打ち、5歳の時に佐賀に移籍しました。その後は佐賀のA級で活躍、
8歳まで走り最後は荒尾で引退しました。引退後はその血統背景から宮崎県の中神一男牧場で種牡馬入りしました。


九州で繁養されている種牡馬の産駒が活躍するというのは、非常に嬉しいですね。種牡馬が北海道のいわゆる
持ち込み九州産馬が多い中で純九州産が活躍することは、九州の馬産に大きな活力を与えると思います。
九州にも良い種牡馬が増えてきたということでしょう。今後もこういう強い馬がもっと出てきてほしいものですね。

追記

netkeibaに記事を発見。やはりビークァイエット産駒が勝利というのは、ニュースになることなんだな。
ビークァイエット産駒、JRA初勝利 | 競馬ニュース - netkeiba.com
私が書いた内容とほぼ同じになっちゃうのは仕方の無いことかな(笑)。