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九州産限定新馬戦 メッサーシュミットがスピードで押し切る


http://keiba.radionikkei.jp/news/20070716K01.html
競馬 - サラ系2歳新馬 結果 - スポーツナビ
折しも小倉競馬場名物のスコールが降り注ぎ、馬場は「やや重」発表ではありましたが直後に「重」馬場に変更。
初出走の馬たちにとっては厳しい条件でした。そんな中、雷鳴と豪雨を切り裂きメッサーシュミットが優勝。
この馬場で1.09.9というタイムはかなり速いです。前日の新馬戦のタイムが1.10.6でしたからね、こちらは
2着のハンターキリシマと同タイムでした。勝ち馬メッサーシュミットに引っ張られた形でのおかげで全体的に
タイムが速くなったのでしょう。それでも単純に考えれば2着以下も好時計、今年はハイレベルなレースでした。
1分10秒台を切ったのは97年のユメノセテコウユー(1.09.4)以来。しかも今回は重馬場でしたからね。
陣営も「良馬場のほうがいい」と言っていましたし、今度は良馬場でどれだけの走りを見せてくれるか。
スクワートルスクワート母アバンダンメントという九州産には似つかわしくない血統、いわゆる持込馬です。
半兄マッチメイトは小倉芝1200mで3連勝した馬です(ちなみに来週復帰予定)。弟も向いていましたね。
血統は父と母父Caerleonで短距離馬に見えますが、母方は中距離以上で実績のある血統。距離にも融通が利きそう。


2着のハンターキリシマは好調教通りの走りでした。上がり35.5は出走馬最速、次も当然期待できます。
サイレントハンター産駒はこれまでJRAで勝つことができていません。九州の種牡馬として最後の世代、がんばれ。
3着マルシゲテイオーはエアジハード産駒。調教不足ながらよく走りました。次走以降は上積みが見込めそう。
4着テイエムセッペトベはテイエムオペラオー産駒。もちろん叩かれて楽しみですが、体が小さく調整が難しそう。
5着クリノダイシスは安藤正敏厩舎最後のレースでした。愛弟子・川島信二騎手とのコンビでこれから期待。