座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

ひとりごと

※独り言だったはずなのに意外と反響があったもので、酒飲んだ勢いで書いたせいで出た誤字脱字と変な表現、
あといくつか補足説明などありましたので追記しました。


ずいぶんと長い独り言になるはずなので、暇な人だけ見てください。
あくまで書いてあるのは独り言。噂なども含まれていますから、すべて鵜呑みにはしないで下さいね。
でも私の本心はかなり詰まっております。


常々私は自らを「天邪鬼」と評するが、最近ではサドマゾで言う所の「どM」なんじゃないかとすら思えてきた。
とはいえ、やっぱり上には上がいると思う。まだまだ我々の艱難辛苦以上の体験をしたサポーターもいるだろう。
たとえば最近では水戸の前田監督解任騒動。ウチと似ていないようで似ているな、とも思う。千葉も同様らしい。
http://overloadsystem.blog.shinobi.jp/Entry/234/
http://www.mito-hollyhock.net/news/index.html#hl20071203a
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2007/12/05/04.html
前田監督の場合、今季は来季に向けてのステップとするシーズンだとしてきた。
J2中でも年間予算は最下位、思うような補強などできるはずもない。上に高く飛ぶためには、
他のチームよりも助走を長くし、他のチームよりもホップステップを確実にしなければならないのだ。
その為の準備の期間としていた今季の結果で解任を決めるようでは、そりゃサポーターは怒るよ。
そこはアビスパとは違うところ。ある程度の資金も戦力もあるのに、今年1年で昇格すると言っていたのに。
これまでアビスパは簡単に監督を変えすぎていた。それはこれから水戸が辿るかもしれない事と同じ過ち。
しかし今回は違う。選手の大量解雇という先を見据えていない姿からしても、今からでも変えるべきだろう。
ダメな奴は何をやっても、いつまで続けてもダメ。それなら早めに軌道修正したほうがマシだからだ。
この前田監督解任は、松田浩監督解任と同じですね。結局はチームのトップがすべて決めることなんですよね…。
ではなぜ社長たちは反対派の小林氏を解任させてまでリトバルスキー監督続投にこだわるのか。
それは「お客が呼べるから」らしい。松田浩監督を解任した時もその理由に
「(解任の理由は)監督に集客力がない。」と言った社長。戦術云々ではなく集客力。まずこれが大間違いのひとつ。
この傾向はすでに来季に向けての補強にも現れ始めています。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/kyushu_j/20071205/20071205_002.shtml
久保に土肥。解雇された元・日本代表の二人は、チームに体力がある時ならばそれも良いかとも思うでしょう。
土肥選手なんかは神山選手と競わせたら確かに良いと思うが、今のチームにとって最善なのだろうかと考えると
やはり疑問に思ってしまう。神山は既にチームの守護神だし、来季は所属選手を減らすというのにGKに
そこまで力を入れる余裕はあるのかということと、補強ポイントはもっと他にすべき所があるのではないかということ。
チームの半分以上を解雇しているから選手が足りない場所なんてそこかしこ。久保選手についてもそう。
彼については前からずっと書いてきたからもう書きませんけどね……好きな選手だから本当はあまり書きたくない。
なぜ真っ先に彼らの補強話が浮かんだかといえば、社長の意向が強く現れているとしか思えない。
つまり戦力よりも集客力、リティに関しては既にその威光は地に落ちている感じがしますけどね。
リトバルスキー監督もさ、最初は好きだったんですよ。現役時代も当然好きだったし、監督になってからも
アビスパに関わるまでは嫌いでもなかった。色々と知ってしまって今では憎らしくなってしまった…。
確かにチームにとって観客動員は欲しいものだが、こういう選手で人が呼べるのは一瞬的なもの。
それならばチームから若い日本代表が出てきたほうが継続的に観客が増える可能性は高い。
あのカズさんだって今季の久保くらいの出場しかできてなかったら、叩かれていたと思いますよ。
そんな中で中村北斗選手の残留濃厚の記事はありがたい話だ。怪我せずに1年間戦えるようにしてほしい。
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20071205-291468.html
話を元に戻すが、社長の「人が呼べる選手を呼ぶ」方法は手段の一つとしては確かにありえるかもしれない。
しかし、今のアビスパに必要なものなのか。私はそうは思わない。しかも選手の大量解雇を代償にしてまで、だ。
要するに彼らは実力で切られたのではなく観客を呼べないから切られた、そう思うとなおさら選手たちの無念さが
伝わってくるようで…。派手さより地味でいいからJ1に上がりたい。やっぱり今のチーム方針は間違っている。

アビスパ福岡を応援するということ

「それでもなぜアビスパを応援するのか」と言われれば、地元チームだからとしか言いようがない。
仮に移転していなければ絶対に藤枝ブルックスを応援はしていなかっただろう。だから
「そんなに辛いなら近所の鳥栖とか北九州とか、他チームを応援すればいいじゃん」という声は聞き容れられない。
もちろん鳥栖も北九州も好きなチームだが、違う。地元のチームではないのだから。
同じ言葉を浦和と大宮、鹿島と水戸、セレッソとガンバと京都のサポーターにぶつけてみてほしい。無理でしょ。

アビスパとホークス

福岡に住んでいているにも関わらず、福岡の人々はアビスパに対してあまり興味を持っていません。
……ぶっちゃけちゃった。でも事実だから仕方がない。これはアビスパだけでなく他のスポーツにも言えますが、
福岡でのスポーツ観戦といえばどうしてもホークスのみになってしまう。ホークスの力は絶大です。
ホークスの力というよりもプロ野球の力とも言えますか。西鉄の頃から福岡と言えばやはりプロ野球なんですよね。
まぁそんなホークスもダイエー黎明期の頃は激弱で、どうしようもなかった。それが段々と強くなっていった。
その過程を皆知っているから今こうやって多くの人に応援されるチームになったとも言えます。
アビスパもいつかホークスと肩を並べるくらい人気のチームになってほしいと思いますが…。
さらにアビスパには福岡市から税金が投入されています。「われわれの血税を使っているのにずっとJ2」
というような声は表には出なくても多くが感じているんじゃないでしょうか。
このままJ2暮らしが長引けばその不信感はアビスパに対する嫌悪に変わらないか、今はそれが不安です。

サッカーファンと野球ファンの確執?

私のようにアビスパ・ホークス両方とも好きだという人は多い(と思うの)ですが、
アビスパは好きだがホークスは嫌い」という人も意外と多い気がする。
逆だと「ホークスは好きだがアビスパには興味がない」になるような気がする。
前者は嫉妬心といいますか……まぁそれだけでは言い表せない複雑な心境があるのだと思いますよ。
要するにアンチ巨人アンチ阪神なんかと同じです。東京や大阪に住んだことのある人なら分かると思いますが、
特に関西圏はマスコミが何から何までタイガースでしょ。あれが「アンチ」を生み出す原因だと思います。
だから「昔はホークスを応援していたけど今はアビスパの応援が主」って人も多い(と思うん)ですよね。
私も今でも両チームとも応援していますが、徐々にアビスパに傾いていったのは事実ですね。
まぁ本来の「天邪鬼」もそうさせているのでしょうが。九州産馬地方競馬を応援するのと一緒(笑)。
私のホークス熱はダイエーホークス初優勝が最高潮でしたね。嬉し涙を流したのはあれが生まれて初めてでした。
最高潮を迎えてしまうと、後はどうしてもそれ以下でしかなくなる。ソフトバンクに親会社が変わったのもあった。
「ホークスがあるせいでアビスパの人気がない」というのは、半分事実で半分は嘘と言えるかもしれません。

在福マスコミ

まぁそんな訳でアビスパサポーターにとって福岡のマスコミは受けが悪い。
普段まったくと言っていいほど取り上げないのに、チームに問題が起きたりすると飛びつくのがまた性質が悪い。
マスコミの習性だから仕方ないんですけどね。「死体に群がるハイエナ」ってのは言いえて妙ですね。
普段チームを取り上げることが多いマスコミほど、問題発覚のときは静かになっちゃう印象もあります。
あんまりチームを批判すると、商売が出来なくなっちゃうんですよ。取材させてもらえなくなるから。
これは「チーム専属」に近い人にその影響は顕著で、アビスパに関する記事をメインに書いているライターの
中倉一志さんは、チーム批判に対する擁護までしてしまう始末↓。ま、私は仕方ないと思っていますよ。
フットボールな日々
ライター稼業なんてのは不安定極まりない職業、食べていかなければいけませんからね。クビにはなれません。
我々のように何の「しがらみ」もない「たかがブロガー」くらいしか騒ぐことができないのです。
「ノブリュウ」の愛称で親しまれるスタジアムDJの信川竜太さん。
http://noburyu.com/blog.html
彼の出演するTV番組『夢空間スポーツ』は、ホークスに偏りすぎる福岡のスポーツ番組の中でもしっかりと
アビスパの時間を割いてくれる貴重な番組です。ラジオでも毎回のようにアビスパを取り上げてくれています。
それでもやはりスタジアムDJという「しがらみ」があるお陰で直接的な批判はご法度なのでしょう。
しかしそれでも、無念さがブログから津々と伝わってきます。そう感じるのは私だけでしょうか。
西日本スポーツ。福岡におけるデイリーのようなスポーツ紙。あと飛ばしが多い。
中身はほとんどをホークスが占めており、アビスパは時々。まぁそれでも載る回数は多い方ではあるのですけれど。
こちらもまた批判できないのかしないのか、記事の中身はやんわりしたもの。
ただ単に記者がサッカーについて知らないだけのような記事もちらほら。たぶんこちらのウェイトが大きいと思う。
先日西スポのデスクがTVでアビスパの大量解雇に関して発言したのだが、
「(解雇された)ほとんどの選手は試合に出ていなかった選手だから当然」みたいなことを言っていて耳を疑った。
プロ野球解説者の池田親興さんの方が「異常な状況ですよね」と正しい状況を言う始末。
福岡の朝の情報番組に出演しているおすぎさんですらチームの状況が「おかしい」と言うほど理解しているのに。
朝日新聞は「問題が起きた時のみ」。そんなこと分かってんならシーズン中にも批判してみろよと。スポニチも。
日刊スポーツは一番まともな記事を書くと思う。批判もしっかりではないがする。飛ばし記事があるのが玉に瑕か。
チームや選手と親しくなるのは情報を聞きやすくなるためには必要だが、べったりになり過ぎは弊害を生む。
その辺りのちょうどいい距離感がマスコミには必要だと思う。難しいところではあると思いますけど。
「チームを批判すると取材させない」という方針のチームも大間違いだが、
お前らそれでもマスコミか!と言いたくなることが多い現状。

「ファン」と「サポーター」の違い

話は少し戻るが、私は最初はアビスパサポーターではなかった。プロ野球しか知らなかった。
私が博多の森に通うようになったのはアビスパがJ2に降格してから。近さとチケットの安さに惚れたからだった。
厳密に言えば今でもサポーターではないのかもしれない。これは私の気持ちの持ち様の問題でもある。
「ファン」は応援する人、しかし「サポーター」はチームをサポートしなければならない。重みが違うのだ。
だから簡単に自分がサポーターだと言える自信がない。果たして自分はサポートできているのかと。
応援するにあたっては別に全員がサポーターでなくともいいのだ。一見さんがスタジアムに来て悪いわけがない。
しかし一般的にはサッカーを応援する人たちのことを「サポーター」と呼ぶ。
これはサッカーチームの地域密着性にあると思う。Jリーグのチームは鹿島、浦和などを見ても思うのだが
県単位のチームよりも市町村単位のチームがサポーターの熱狂度が高く、チームが強い。
より範囲が狭ければ狭いほど「おらが村のチーム」色が濃くなり、より地域密着性が強くなる。
今の福岡にその雰囲気は無い。その点なら鳥栖や北九州の方が強いかもしれない。
プロ野球の方はむしろ裾野を大きく広げることでファン拡大をしようとしている。そこが違う点だろうか。
ホークスなんかは福岡のチームと言うよりも九州のチーム、という感じになっている。
さらに最近では福岡とはまったく関係の無い地域のファンの人も増えた。
サッカーはチーム数は多いがプロ野球は少ない。さらに経営規模も差がある。そこが、この違いなのだろう。
プロ野球ファンは受身的、保守的だといえるかもしれない。
大きなスポンサーがあって、本拠地にスタジアムがあり、チームを「応援」させてもらっている、みたいな感じが。
なんというか……政治は政治家に任せてるからあまり興味無いよというような保守的さ。
しかしマスコミやファンなど衆人環視が大きく、下手なことをすれば大きなバッシングを受ける。
サッカーはよほど大きなチームで無い限りそこまでの騒ぎになることは少ない。批判も少ないのだと思う。
つまり、チームの現状を多くの人が知らないのだ。マスコミが報じてくれないから。
だからサポーターたちはチームに問題があれば直接的行動に出るわけだ。今回のように批判の弾幕を出したり、
試合後スタジアムに居座って責任者と直接話し合いを求める行動を起こしたり。
少し前まで、私はこういうサッカーサポーターの行動が理解できなかった。今でもあまり好きではない。
抗議活動と呼ばれること全般が好きではないのだ。なんだか暴力的で強引な感じがするじゃないですか。
できるならば話し合いで解決すればいいだろうと…。しかしそれ以前の問題で、このような行動を起こさなければ
話し合いの場すら作らないことがあるんですよね。今回だってやっとこさサポーターミーティングを開くに至った。
またここで公明正大な話し合いを行うことができるかは甚だ不安である。パネルディスカッションとは言えど
討論する人に部外者がいないんだから。また会場に定員があるから、某団体がまた数の暴力で推し進めそうで…。
「上の人間がなんとかしてくれるよ」という考えは、大きな会社や社会的地位があればあるほど信用度は高い。
先に書いたように衆人環視の元だからだが、それでも間違いはあるのだ。アビスパくらいの会社の場合……
間違いを間違いであると指摘する人たちが必要なのだろうと思うようになった。これが今回学んだことかな。

アビスパ福岡という会社

七社会」というのがある。福岡や九州に大きな影響力を持つ、地元経済界のドンたち。具体的に言えば
九州電力九電工西部ガス西日本鉄道福岡銀行西日本銀行とシティ銀行(合併して西日本シティ銀行に)。
クラブの創設当時からスポンサー収入の半分以上を「七社会」が負担している。「七社会」がなければ
アビスパは存在できなかったと言っても過言ではない。だが、それが「しがらみ」となっている感は否めない。
七社会だけでなく、福岡市もメインスポンサーだ。税金を投入してチームを支えてくれているわけだ。
福岡市水道局や福岡市営地下鉄などの看板も見られる。さらJR九州NTT西日本福岡空港、そしてマスコミ。
福岡にあるチームだからという義理でもスポンサーについてくれているのはありがたいと思っていますけどね。
電力、ガス、交通機関、銀行……。これらはいわば公益サービス事業といいますか、生活になくてはならない
地元の会社ばかりで、元は国営であった物が多い。こういう会社は一般的に「営業が苦手」と言われることが多い。
競合する会社が少なく、その業界でほとんど独占的だからだ。お堅い企業というか、お役人企業とも揶揄される。
そういう会社から幹部連が出向してくるわけだから当然……分かるでしょ。営業マンではないわけですよ。
その点ではソフトバンクなんかは上の人材はしっかりしていると思いますよ。今あの業界は熾烈な争いですから、
いかに効率的にやって利益を出すかを常に考えている。だからある時はお金をバンバン使うように見えても、
本質、実はかなりのケチだったり。ホークスは最近、かなりケチになりつつあると思うんですよね。
角田球団代表になってから特に。「ソフトバンクは金持ち」というイメージを持っている人は多いですが
高額FA選手を狙うことなんてほとんどないし、契約更改でも結構ケチ。基本的には球団も商売の一環なんですよね。
球団を使っていかに商売するかであって、球団経営はあくまで本来の業務の営業手段の一つに過ぎないわけです。
アビスパに話を戻しますが、山形恭平選手も言っていましたがアビスパには人材がいないのです。
トップがあんなんだから、当然社員も仕事をしない。できない。やり方がわからないから。指示もされないから。
危うい舵取り - 大池だより
上は「仕事をしない社員」の一例。スポンサーに対する報告義務ですら守れないって普通の会社なら倒産してるぞ。
アビスパには「七社会」を中心とするメインスポンサーがあるもんだから、ある程度の資金がある。
チームはそれに依存しすぎているのだ。だから小口のスポンサーを取りにいこうとしない、努力すらしない。
なぜならば仕事が増えるから、面倒くさいから。幹部が七社会出向なので、そういう会社に頭を下げるのも嫌がる。
妙なプライドだけは高かったりする。自分たちは出向してきてやってるんだぞ、という驕り。
前の会社でも取締役とか偉い地位にいた人たちですからね。「船頭多くして船山に登る」とはまさにこのこと。
アビスパの場合は船が進みもしない。船を動かそうともしないから。そもそも経営、サッカーの素人ばかり。

サッカーとは関係の無い別々の業界からの出向者、代わる代わるやってくる幹部
すべて監督らにミスを押し付けて去っていく
関係者「3年ごとに幹部が入れ替わるのでは何をやっても無駄。」
‘腰掛‘の幹部が「新たなことをするのは前任者への批判となる。」と本音を語る。あまりにも無責任、事なかれ主義、
関係者「ウチは出向者が多い。仮にノルマがあれば猛烈な反発を食らう。」

http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20061229/p5

これにまた内部分裂、責任の押し付け合いがあるからどうしようもない。
今回の大量解雇も監督に歯向かった選手や、小林氏が連れてきた選手が解雇されていたと言われている。
何から何まで「しがらみ」ばかり。
常々私は思うわけです、いっそ身売りになった方がマシだと。どこか大きな企業に買ってもらって、
しっかりとした経営陣が来てくれた方がいい。……今、そんな奇特な企業が日本にあるとも思えませんけどね。
だからもういっそ孫正義さん、アビスパも買っちゃってくださいよ…と思う。
まぁチームに魅力が無ければ、価値が無ければ買い手もつかないでしょうからねぇ。
福岡は「支店経済都市」と言われます。大企業の支店が軒を連ねることはあっても、本社はない。
本来スポンサーというのは全国へその名を知らしめるために、企業の価値を高めるためになるものですからね。
今はただお金を出してアビスパの幹部と言う地位を買っているだけの状態ですから。

サポーター集団

今、アビスパには複数のサポーター集団が存在します。
ウルトラオブリを初めとしてエスティーバ、エルクルー、他にも小さな団体がいくつか。
あと最近できたのが「ハカタノモリ・ゴールウラ」でしたか。これはサポーター集団というのとは少し違うのか。
ちなみに私はどの団体にも所属していません。そういう人たちを「一般サポーター」と呼んだりもします。
福岡ドームに行ってもメガホンダンスが嫌で毎回内野席を取るくらいですからね、
静かに試合を見たいというのが私のモットーなんです。観戦の方法なんてのは誰しも好き勝手にやっていいはず。
どうもウチのサポーター衆はそれを押し付けようとしているように見えてならないんですよね。
ゴール裏などではよく分からないサポーター団体の奴らが拡声器を客席の方に向けて
「もっと声出そうよ〜、選手応援しようよ〜」みたいなことを言っているが、お前らがうるさいから
応援する気失われてるんだよと言いたい。彼らの周りだけぽっかりと客席が空いているのがその証拠。
「チームの応援が好き」ではなく「自分たちが応援すること、その姿が好き」になってしまっては本末転倒だ。
オブリの面々は飛び跳ねて応援するのがスタイル。彼らの間には「飛ばない奴はサガン鳥栖」という言葉がある。
九州ダービーの相手チームへの煽りであると同時に、他のサポーターにも向けている言葉のような気がする。
跳んで応援しない奴はサポーターじゃない、つまり、自分たち以外は真のサポーターではないと。ただの自惚れだ。
彼らはまた、チームのレプリカユニフォームではなくオブリの名の入ったTシャツを着て応援しています。
これも変な話で、なんでレプリカを着ないのかと。レプリカはチームの大きな収入源となる。
Tシャツを売りたいが為にチームを応援しているようなそんな感じすらする。
彼らはアビスパを応援しているのではなく、オブリという集団に所属することが目的のようだとしか見えない。
要するに騒げばいいだけなんだろう。一番近いアウェーの鳥栖スタジアムに行く際、彼らが「電車でGO」と呼ぶ
行事がある。JRで移動する際、一つの客車をサポーターで独占して応援歌を歌ったりなどするらしい。
単なる迷惑行為じゃねえか。他のお客さんにとってはキモいとしか思われないだろう。完全なるイメージダウン。
不良やヤンキーがアビスパサポーターの肩書きを背負って自分たちの行動を正当化しようとしているだけだ。
迷惑行為だけならまだしも、彼らは犯罪行為にまで手を伸ばす。今年のスタジアム侵入なんてのはまさにそれ。
しかも子供に怪我をさせ、それでも当事者はチームが下した試合の観戦禁止という処分のみ。
責任とって解散しろよ。やった行為は犯罪だぞ? 解散が嫌なら当事者を永久追放にしろと思う。
チームに対しては偉そうなことを言って身内には甘い。これが一度ならず、これまで二度三度と繰り返されてきた。
だから私はオブリが大嫌いです。オブリのみならずサポーター集団はどれも五十歩百歩。
選手に対しても、好きな選手は必死になって応援するが、嫌いな選手に対しては失礼なことばかり。
盧延潤選手へ韓国代表ユニフォームを投げつけた事件はいまだに忘れることは出来ない。
最近では一時期所属していた岡山一成選手へのあからさまな応援拒否行動。呆れて物も言えなかった。
だから、彼らが一生懸命に応援する選手が逆にこちらとしては嫌いになってしまいそうになるのだ。
中村北斗選手や田中佑昌選手には特に彼らの応援が強い。良い選手だから、日本代表だからではあるのだが
あの声援をもう少し他の選手たちにも分けて欲しいという気持ちはどうしても感じてしまう。
彼らは、自分たちの存在がアビスパのイメージを悪くしていることに気がついていないのだろうか。
中には普通に応援しているサポーターもいるだろうが、正直今すぐ脱退するべきだと思いますね。
極論だが、別に応援がなくても私は構わないと思う。J1に昇格して良い成績が残せれば自然と観客は増える。
アウェーに遠征するサポーターが少なくても構わない。アウェー遠征が彼らの価値であるとするのは間違いだ。
また来年もA席で応援するらしい。このイラストを見ていただければ分かるが、SA席の中に一際目立つ不自然な
http://www.avispa.co.jp/release/news/topic0711.html#tag18
「ホームA自由席」の位置。自分たちだけが特別に安い席で応援する意味はあるの?
別にゴール裏に移動してほしいわけでもないから、普通にSA席の料金払えばいい。それがチームの収入にもなる。
自分たちが応援する場所だけを安く設定させる。それをチームへ要望する奴らもだが、それを認める会社もアレだ。
だからサポーターと会社との癒着がいつも騒がれる。訳の分からない弾幕などからしてもそう疑われるのは当然だ。
会社としては「サポーターの総意」を自由に操作できるから楽なものでしょうけど。裏で何やってんのか。
なんだか選挙の時に票の取りまとめを有力者に持ちかけてるみたいな感じだな。総会屋とも言えるか。
最初から無いような信用は、今は地に落ちている。今更彼らを何も信用できない。

まとめ的なもの

別に私だって好きでチームを批判しているわけじゃない。あまりにも酷すぎるから。
特別に良いチームにならなくてもいいから、せめて普通にチームであってほしい。
オブリたちの応援も嫌いじゃない、むしろ福岡のチームとして全国に誇れる応援があると思う。
本来応援することとは違うことに目が向いているのが嫌なのだ。応援するのに見返りを必要とするのは間違いだ。
代表が「今はサポーター間で争っている場合じゃない」とコメントしていたのを見たが、お前が言うなと。
それよりもまず自分たちの反省が先だろうと。まるで他人事のように言うのがまた腹立つよな。
そしてチームの幹部、社長、新GM、監督……。彼らだって馬鹿じゃないはずだ、それなりに経験と知識がある。
方針もいくつかある中での一つを選んだまでに過ぎないのかもしれない。万人に受けるやり方なんてあるはずない。
どんな方法であっても必ず批判はある。利点と欠点はどのやり方であっても出てきてしまう。
………ここまで擁護してみはしたが、やっぱりだめだ。いくらなんでも欠点が多すぎる。
最善の方法を探すべきところを、あえて自ら死地を進んでいるようにしか思えない。なぜそっちに!?
最近では、社長はチームを壊すためにやってきた七社会からの刺客なんじゃないかとすら思えてきた。
スポンサーもお金を出し続けたくはない、チーム廃止にならざるを得ない状況に仕向けているのではないか?
…な〜んてね。だとしたらかなりのやり手だぞあの社長。
冗談は置いといて、まずは自らの過ちに気づき、認め、省みて次に生かす。それからはじめてもらいたい。


問題ばかりのチームだけれど、どうしても見捨てることが出来ない。好きだから。
どうにか良い方向へ向かってほしい。それだけを祈り続ける。Jリーグというのは
上で書いたようにサッカーというスポーツを通じて地元に密着し、地域を活性化させる力があると思う。
今は地域の「お荷物」になりつつある。いつか地域の「希望」になってほしい。それが願いだ。