座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

アビスパ福岡代表取締役社長・都筑興社長が迷言を連発

http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2008/05/26/05.html
J2福岡に反省の「兆し」はない スポーツ担当日記 : nikkansports.com

耳を疑う発言が止まらない。チームは連敗を止めても、J2福岡のクラブ運営がいい方向に向かっている「兆し」を私は感じ取ることができない。24日のサポーターとの意見交換会。300人を超えるサポーターに浴びせた都筑社長の「(5連敗目となったC大阪戦は)安心してみていられる負け方だった」という言葉に、プロ球団の社長という自覚は感じ取れなかった。サポーターの存在を完全に無視した発言に、こちらが情けないものを感じた。
(中略)
「(意見交換会出席は)来いと言われたから、会場にいって話しただけ」。

集まったサポーターからは、監督交代だけでなく、社長の辞任を求める声が多数出た。都筑社長は「(監督を)変えても変えなくても、意見はあるだろう。結果次第だと思う」と話した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080524-OHT1T00214.htm

http://supportista.jp/news/1158
24日に行われたサポカンはやはりと言うか、中身としては空虚なものに終わったことが
この社長の言葉からしても読み取れる。この記事で書かれている「兆し」という言葉は、試練の3戦3連敗した後に
社長が言い放った「結果は出していないが、流れが変わる兆しを感じた」という社長の言葉をもじったものである。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/51924336.html
「安心して見ていられる負け方」。こんな表現を私は生まれて初めて聞きましたよ。日本語のはずなのに
高度過ぎて理解できません。そして「結果次第」発言。結果が出ていないから今こうして指摘されているんですが。


先日の試合は2ヶ月負けの無かったベガルタ相手に1ヶ月勝ちのなかったアビスパが金星を上げたのだから、
サッカーは何が起こるか分からないものだ。勝って嬉しくないことはないのだが、これでまた社長が
調子に乗って何か言い出すんじゃないかと不安で仕方が無かったのだが、案の定だった。

◇社長「正しい判断」/主将「喜ぶ段階か」
 試合後、都筑社長(67)は「私たちの判断は正しかった」と胸を張ったが、布部陽功主将(34)は「喜ぶ段階ではない。サポーターのために勝ち続けるしかない」と冷静に話した。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080526ddlk40050155000c.html

どちらが社長なのか分かりませんね。これだから試合に勝ってもこちらは喜べないんだ。

4月20日の鳥栖戦以来8戦ぶりの白星も「これで流れが変わったとは思えない」。試合後に漏らしたある選手の言葉に、迷走するクラブに対する強い不信感がにじんだ。

http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2008/05/26/05.html

チームの状況を一番よく分かっているのは選手達。だから私は選手達だけはずっと応援し続けていきたい。


この日の試合はサポーター団体が事前に協議してフロントへの抗議の意味を込めて応援自粛を決めたという。
さらに試合終了後にはまた居残って「社長辞めろ」コールをしたという。これらに対しての社長の言葉がこちら。

「サポーターがどういう応援をしようが、私には関係ない」
と言い切り、ファンの意見に耳を傾けることさえ頑強に拒否。スタンドに背を向けた。

http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2008/05/26/05.html

以前からずっと言い続けていることですが、この人に社長をやっていく能力は無いと言うしかないですね。
サッカークラブというのはファン、サポーターが存在しなければ成り立たない、言わば接客・サービス業です。
そのお客様である観客たちを満足させることすらできず、挙句の果てには批判されて逆ギレですか。
人間性も疑ってしまいますが、その前にこんな発言をするようでは営業を行う会社の長は務められないでしょう。
百歩譲って、心の中ではどんなことを思っていても構いませんが(本来は絶対に思ってはいけないことですが)、
我慢できずにこうして発言してしまう幼稚さには呆れ果ててしまいます。
またこの発言はアビスパサポーターだけでなくJリーグの、いや全世界のサッカーファンに喧嘩を売ってますよ。
要するに「サポーターが偉そうに言うな」と蔑んでるわけですからね。ナベツネが以前「たかが選手が」と発言して
大きな批判を浴びましたが、そんな渡邉恒雄氏も恐れていたのはファンの声、世論。マスコミのドンだけあって
世論を敵に回すと恐ろしいことはよく理解していたのでしょう。読売グループの経営にも影響を及ぼしますからね。
そんなことまで考えもしていないだろう都筑社長、これ以上ファンを軽視するといつか絶対に痛い目に遭いますよ。
もう一度言いますが、ファンあってのサッカークラブなんですから。


試合前には不祥事も発覚。クルークコーチが法改定を知らなかったとはいえ無免許運転をしていたことが判明。
しかもそのことをJリーグへ報告していなかったという。コーチはこの日の試合のベンチ入りを自粛させられた。
福岡が無免許運転コーチのベンチ入り自粛 - サッカーニュース : nikkansports.com
「無免許運転」コーチのベンチ入り自粛 - サッカーニュース : nikkansports.com
「知らなかった」だとか「違反は軽微だから」だとかどんなに理由を積み重ねても罪は罪。
そもそも法律を違反しているのに「知らなかった」では通用しないだろう。しかもリーグへの報告義務違反も。
田部GMも言い訳する前に謝罪するべきでしょう。「自分達に落ち度は無い」と思っているから言い訳が先に出る。
さらに酷かったのがそう、都筑社長だ。

クルーク・ヘッドコーチの「無免許運転問題」が明るみにでた25日の仙台戦当日も、最終的にはベンチ入り自粛した格好となったが、当初のメンバー交換ではベンチ入り登録で発表されていた。試合前、詰めかけたマスコミの多さで事の重大さが分かったように登録が変更されたが、この件に関しても社長の口から反省の言葉はなく、最後は「(問題となったのは)お宅(日刊スポーツ)が書いたからでしょう」と吐き捨てた。報道によって明るみにでてしまったので、しょうがなく対応に迫られた。そういわんばかりの態度に反省の「兆し」はなかった。

http://www5.nikkansports.com/sports/kyusyu/20080526_62312.html

都筑社長は「新聞に書かれたから(ベンチ入りを)やめろといった」と話し、一部報道を受けて急きょ同コーチをベンチから外したと明言。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080526-OHT1T00081.htm

これまでの発言からしても社長の辞書に「反省」の文字は無い。自分は全て正しい、反する奴が間違っていると。
このJリーグへの報告を怠った、記事に出なければむしろ隠し通そうとしたというのは非常に重大な過失でしょう。
Jリーグから何らかの処分を受けてもおかしくないと思うのですが、その自覚すらないようですね。
「新聞に書かれたから」とか「お宅が書いたから」なんて、まともな社長がする発言じゃないですよ。

観客があってこそ成り立つプロスポーツ興行だが、今の福岡の経営陣は、会社の存続、経営のものさしだけでクラブを運営しているように見える。意見交換会では、毎回のように「クラブのビジョンを示してほしい」との言葉が上がるが、今回もクラブとしてのビジョンは示されることはなかった。自分の意見として「10年後にJ1に定着しているクラブにしたい」と語った田部GMですら「(これから)ビジョンを一緒に作っていきましょう」とサポーターに呼びかける始末だ。プロチームが大きな夢を描き、それに向かって進む姿に共感したサポーターが、文字通りチームをサポートする―。それがプロチームのあり方だと思うが、福岡はそんな夢を自ら描くことすらできないクラグに成り下がってしまった。
 あるJクラブの幹部は、こう口にした。「J2で(予算)10億円以上のクラブは、J1昇格争いにからむ義務がある」。数多くのスポンサーから援助を受け、サポーターが高いチケット代を払って見に来て成り立っている会社にもかかわらず「負けても安心」発言を繰り出す経営陣の姿勢が変わらない限り、クラブ不信は今後も“続く”だろう。いつになったら福岡が変身する兆しは見えるのか。

「中長期的なクラブのビジョン」。いつも提起される言葉ですが、いつになってもそれが見えてきません。
それは今のアビスパにおける経営形態、メインスポンサー会社から社長・幹部が出向し、常に経営陣が入れ替わって
長期的な運営ができないという根本的な状況を変えなければ、いつまで経っても見えてこないままでしょう。
しかし、何か一つでもきっかけがあれば上手い方向に流れいくのではないかという期待感もあるのです。
それにはまず今アビスパに存在する障壁を取り除かなければ第一歩すら踏み出せません。入れ替わりの経営陣でも
いつかは「当たり」が来る……。当たりでなくともいい、せめて無難であってほしい。J1に昇格して好成績を残せば
また新しい流れが芽生えるかもしれない。その為にはまず今の経営陣を刷新しなければならないでしょうね。
特に社長がいなくならない限りは未来を想像することすらできそうにありません。
今回こうしてニュースになることは、ある意味で不幸中の幸いと言っていいかもしれません。
さすがに福岡七社会を中心としたスポンサーたちもこの批判が集まる状況を無視することはできないでしょう。
今はとにかく願うしかないですね。社長、いなくなれと。話はそれからだ。

参考:都筑社長の過去の主な迷言集

「(解任の理由は)監督に集客力がない。」

http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20061229/p5

松田監督を解任した時の言葉。この辺から「この社長はおかしい」と思いはじめた。

「1分でも追いつけた。やればできる。自力で(残留は)できないが、やれ、というしかない」

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20060831-83212.html

シーズン最終盤の厳しい状況で、言っていることが無理矢理すぎる。

「これからは中・長期的な計画でやっていきたい。」

http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20061229/p5

J2降格時。その言葉どおりになっているかというと、まったくそうは思えない。

「クラブが一つになれていない。気持ちがバラバラだ。組織を乱す者がいれば去ってもらう」

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20080122-310216.html

昨年の仕事納めの際に職員達へ向けて放った言葉。誰が一番乱していたのかは言わずもがな。
さらにその下では「営業先ではいつもフロント批判を受けている」とイライラを募らせた、とある。
ここでも「批判されているのは自分のせいではない」というような感情が見え隠れ。

プロスポーツは結果が出なければクビ。当たり前の話」
「ファイティングスピリットが足りない。プロになりきれていない」


「選手も営業について来てほしい」

http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20071122/p14

上。大量解雇を前にした選手への言葉だが、そっくりそのまま貴方に返しますよ、素人社長。
そしてその解雇された選手や監督に翌年ボコボコにされるとは、この時社長は思いもしていなかった。
下。いや、てめぇらでやれよ。誰の仕事だと思ってんだ。

「ファン・サポーターの皆さまにも、どこかご紹介いただけたらありがたいなと考えている」

http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/p-ka-tp0-20080122-310216.html

今年のはじめ、撤退したスポンサーに代わるスポンサーが見つからない時の発言。
自分達の営業能力の欠如によりついに選手だけでなくファンにまで頼りはじめた。

「(第1クールが終了する)あと3試合見て、流れが変わるかどうかで判断する」

http://hakataterminal.jp/sports/avispa/2008/05/07-000527.html

まあ、これは大嘘だったわけですが、この時は社長のこの発言を信じていました。

「この2試合の内容はよくなかった。次は勝ち点1を」と最低でも引き分けを要求した。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/23790

試練の3試合のうちの2試合を連敗後、積み重ねられる嘘。そして(最悪の意味で)伝説へ……。