座布団が行司にクリーンヒット

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転厩=悪いイメージではなくなりつつあるのかも

http://www.sanspo.com/keiba/news/090118/kba0901180501000-n1.htm
ゴスホークケン斎藤誠厩舎から手塚貴久厩舎に転厩することになったようだ。
斎藤師も快く送り出しているような気がする(本心は分からないが)。最近、転厩馬が増えている気がする。
転厩といえば今までの私のイメージからすると、馬主と調教師がケンカして縁を切ったとか、
どうも悪い方向にしか想いが浮かばなかった。もちろん一部にはそういうところもあったりするのだろうが、
一概にはそうとも言えないようだ。『サラブレ』1月号には「史上空前の転厩ブームが到来」という記事があって、
昨年11月の13重賞のうち6レースが転厩経験馬が勝ったらしい。中にはイナズマアマリリスのような地方転厩馬や
スクリーンヒーロー(11月重賞2勝)の矢野進厩舎が定年で解散したことによる転厩の例もあるが、
転厩がきっかけで本格化した代表的な例はキクノサリーレで、本当に馬が変わったかのように走り出している。
ただ単に前所属の厩舎が悪かったとかそういうことではなくて、やはり相性なんじゃないだろうか。少し前の話だが
九州産のマイネルマリク栗東から美浦に転厩してから変わった。この馬は東京コース向きで、栗東にいたままでは
なかなか遠征しづらいところがあって、遠征も負担がかかる。美浦に来てから明らかに成績が上向いていた。
コウエイノホシJRAから大井に移籍してさらにJRAに戻ってきたりしているが、その馬にとって一番良い条件を
整えてあげる意味で転厩は悪いことではないということだろう。引退まで同厩舎であることがベストではあるけど。