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第51回九州ダービー栄城賞 ギオンゴールドが二冠目

http://www.keiba.go.jp/furlong/2009/tokusyu_data/090531.html
九州ダービー栄城賞、牝馬ギオンゴールドが人気に応える | 競馬ニュース - netkeiba.com
今回は楽に逃げさせまじとグレートトップガンやキタサンアースがギオンゴールドよりも前目につけた序盤戦、
キタサンアースが下げて2頭が先頭を行く中、向こう正面でペースが上がると徐々にグレートトップガンは脱落。
ギオンゴールドがそのまま先頭に立ちそのまま最終コーナーへ、2番人気パスカルはまだ中段でもがいている、
これで決まったかと思われた刹那やってきたのは高知でもそのマクリ脚を武器に連勝してきたグランシングだった。
その勢いで抜け出すかと思いきやそこは倉富隆一郎騎手とギオンゴールド、グランシングをインに押し留めて
自らもそこから伸びて結局は2馬身差の圧勝だった。これで荒尾ダービーに続き九州三冠2つ目の栄冠を勝ち取り
残すはロータスクラウン賞のみとなった。ただ今回もグランシングに詰め寄られたように決して楽な競馬では
なかったことも事実。これから夏、秋にかけて上がり馬や移籍馬の中に2000mに強い馬が出てくるかもしれない。
ギオンゴールドにとってはこれから夏の過ごし方が鍵となるだろう。九日調教師のお話によればもし負けていれば
小倉の1000万下条件に遠征予定だったそうだが、この勝利で準オープンまで賞金を稼いでしまったので、さすがに
このクラスの古馬相手となると中央3歳でも厳しいくらいに相手が強くなるので回避ということなのだろう。
関東オークスに登録は無いし、ジャパンダートダービーもその気ではないようだ。…サマーチャンピオンか?(笑)
2着は高知からの刺客グランシング、本当によく頑張った。順調ならば高知優駿もタダ貰いだろう。
これから移籍しなければ高知の看板を背負って立てる存在になっていくと思う。全国にもどんどん挑戦してほしい。
3着には2番人気のパスカル。2000mなら逆転できるということで人気になったのだろうが追い込み馬の宿命というか
佐賀では特に差し損ねて勝ち切れない。今回は中盤でスムーズに競馬ができなかったのも要因の一つかな。