北國新聞社 | ふるさと不足に読んで効く
こうやって最後まで頑張っていたからこそ種牡馬になれたと言えるかもしれませんね。アラブの種馬がほしいという
人が現れるまで走り続けたわけですから。最後まで頑張れたということはそれだけ強かったということでもある。
本来ならまだまだ現役を続ける予定だったそうだが、急に種馬のオファーが入って、グリーンジャンボのためにも
余生を幸せに過ごさせるためにはこのタイミングしかないと決断した馬主、調教師さんは素晴らしいと思います。
そんなアラブも現在では全国でもかなり少なくなっています。アラブの本場福山では残り４３頭、
他地区では名古屋１頭、高知７頭、荒尾７頭しか残っていないそうです。つまり全国に５８頭しかいません。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/newstopics/arab-special.html
さらに福山でも在厩頭数が４０頭以下になった時点でアラブ単独レースは終わりを告げ、サラブレッド系レースに
編入されることとなります。……なんというか、唖然としてしまいますね。数年前まで全国でアラブ単独のレースが
ごく普通に行われていたんですから。アラブ廃止は本当に正しい決断だったんでしょうか…私には計り兼ねます。
