サンツェッペリン、シンガポールへ移籍 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
ボウイナイフ シンガポールに移籍 - 座布団が行司にクリーンヒット
条件馬クラスはちょこちょこ移籍のニュースが入ってきていたのだが、日本で重賞を勝った馬がシンガポールに
移籍するのは初めてになるのかな。近走が不振とはいえ実績を残した馬の移籍ですから大きなニュースです。
今年の日本のセリ市における海外バイヤーの動き - 座布団が行司にクリーンヒット
シンガポールでは今、エルドラドやジョリーズシンジュなどの大成功により日本馬への関心がかなり高まっていると
聞いています。国内非居住馬主として大谷正嗣氏の免許取得が内定しているようですし、K.Cタン氏も日本で免許を
取得するのではないかと言われています。またシンガポールの競馬場で走らせるために日本のセールに馬主ほか
シンガポールから関係者がまとまった人数で来日し、購買しています。エルドラドやジョリーズシンジュ、また
他の日本馬の活躍次第ではシンガポールで「日本馬ブーム」が巻き起こる可能性もあるのではないだろうか。
現在少しずつその傾向が見え始めており、今回のサンツェッペリン移籍もその一端なのでは。どこの誰が
呼び寄せたのかはまだ分かっていないようだが・・・普通に考えると高岡師や大谷氏の近辺だろうとは思うが。
シンガポール関係者のセール参加、または現役馬の移籍は、不景気で閉塞した感のある日本競馬に活力を与える
材料になりえるかもしれない。今後は量・質ともに上げていって、さらなる成功例を出していってほしいところだ。
