クラウンエンビー | 競走馬データ - netkeiba.com
クラウンエンビーはしばらく差して届かずの惜しい競馬が続いていて、２着３着も多い馬でした。
今回は少し前目の４番手につけ、その分いつもの差し脚こそ鈍ったものの他馬の追撃を振り切り粘り勝ちしました。
管理する日吉正和厩舎も、地方交流競走での勝利はあったもののJRAでは今年初勝利となりました。
父ロドリゴデトリアーノ母ワンダージュレーム母父ヘクタープロテクターという血統、鹿児島・小園孝一牧場生産。
ロドリゴデトリアーノ産駒はこの世代これで4勝目。うち３勝は年明けで3歳になってからの勝利でした。
種付けを集めていた中で夏には１勝しかできず不安もありましたが、産駒の活躍の時期はこれからなのかもしれません。
小園孝一牧場は地方での勝利は何度もありますが、中央での勝利は2000年にダンツタイムリーが勝利して以来、
実に12年ぶりの朗報となりました。この調子でこれからもどんどん勝ち続けていってほしいですね。
ＪＲＡ３歳戦を勝ったセール出身馬写真（4/29、ダイワズームなど7頭） - 【サラブレッドセール（せり市場）＝馬市】＆【種牡馬】の最新情報 by馬市.com
そしてこの馬は２０１０年度九州市場１歳出身馬。この時の落札価格は100万円、それでもJRAで勝つ馬が出せる。
九州産馬全体で見ても現３歳世代はJRAに登録した全頭中、既に２割以上が勝ち上がるというハイアベレージ。
これからまもなく九州トレーニングセール、九州１歳市場と続きます。九州のセリ市がもっと注目されますように。
