座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

高知競馬の馬主8名が高知県競馬組合を提訴

うちのブログ記事がなぜか斉藤スタッド公式ブログに貼られおり一体何事かと思ったら、そういうことでしたか。
http://saitostud.no-blog.jp/saitostud/2012/06/post_b313.html
高知県馬主協会から14人が脱会 - 座布団が行司にクリーンヒット
高知新聞

 今日の道新、馬主団体脱退で出走を認めなかった高知競馬を主催する高知県競馬組合を相手取り、大月隆寛札幌国際大教授ほか道内外の馬主8名が札幌地裁に訴訟を起こしたとのこと。

http://twitter.com/keita_adachi/statuses/214154645004750851

事の発端については以前のブログ記事に詳しく書いていますのでそちらを参考にしていただきたいのですが、
あの後、特に何も音沙汰が無かったので私も忘れてしまっていました。結局和解できずに裁判になりましたか。
今から二年前の話になるが、高知・雑賀正光厩舎の馬が一斉に地元高知で出走できなくなった事件。

 「実はこの春先からずっともめてたんですよ」と言うのは、地元一般紙の記者。地元の高知県馬主会から脱退したいという馬主が十数名、連名で脱会届を出した。そうしたら、馬主会側が「馬主会に入っていない馬主の持ち馬は出走させない」と言い出して、主催者もそれに乗っかったのが発端。
(中略)
 頭に来た脱会馬主側は、持ち馬を出走させろ、と地裁に仮処分申請。これが長引き、ここの9月末にようやく裁定がくだり、脱会馬主側の言い分が全面的に認められたのだが、腹の虫の治まらない馬主会側が今度は、雑賀(正)厩舎の馬とは一緒に走らせるな、との申し入れを主催者に。
 脱会馬主は全て、雑賀正光厩舎に馬を預託している人たち。高知の雑賀(正)厩舎と言えば、大井や盛岡など交流重賞に果敢に出走、馬券にからまないまでも着争いくらいはやってのける全国区の実力派。高知の調教師会会長でもあり、47頭からの管理馬を擁する地元の有力厩舎を、馬主会が名指しで目の敵にするという、さらに前代未聞の事態に。もちろん主催者もこれは呑めないと拒否の姿勢だが、「いやもう、馬主会ともあろうものが子どものケンカですわ。恥ずかしいてよそにはとても聞かせられん」(ある地元馬主)。
 そもそも、仮処分が出るまで半年もかかったのが異常で、また、馬主会が出走手当の一部をプールして故障馬の見舞金などに充てる制度をめぐる不透明な部分など、古き悪しき地方競馬の癒着体質が表面化するのを避けたから、という見方もあるが、それにしても、その間半年も競馬を使えないまま辛抱した厩舎もすごい。

http://d.hatena.ne.jp/king-biscuit/20101002

大月隆寛教授ら馬主8名が札幌地裁の方で提訴したようですね。しかしなぜ札幌で。大月氏の地元だからなのか、
札幌では馬関係の裁判が多く裁判所にも専門家がいるからとか?まぁ裁判で白黒ハッキリつけるというのは一つの手。
なんとか黒字が続く高知でこれ以上内部でイザコザはしてほしくない。さっさと和解してほしいものだ。
この2年で話し合いがつかなかったから裁判になったのだろうけど…。あと、裁判の相手は高知競馬なんですね。
問題の元凶とも言える高知競馬の馬主会はどうなっているのかな。このご時世、古い体質は変えていかなければ。