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ゴールドプルーフの元・主戦騎手が馬主に?

夢のある話を一つ。名古屋競馬でコンビを組み、全日本サラブレッドカップ(GⅢ)を優勝した河端秀俊元騎手は現在、浦河で育成牧場ゼロステーブルの代表を務めています(主な育成馬にシェアースマイル)。「ゴールドプルーフの仔を(東海ステークスで勝った)丸野勝虎を背に名古屋競馬で走らせたい!」との夢を持っていた河端氏、ゴールドプルーフの為だけに地方馬主資格を取得し、名古屋競馬で走らせるプランがあるそうです。
JRAの認定競走制度が変更され、名古屋の2歳戦が少なくなりそうなのでホッカイドウ競馬からのデビューとなる可能性もありますが、「グラールスイートの2011」は今年の秋には浦河ゼロステーブルへと移動しデビューに向けて調教をスタートさせるそうです。一時は種牡馬断念とされた逆境からの巻き返しだけに、「チーム・ゴールドプルーフ」の成功を願いたいですね。
(中略)
※「グラールスイートの2011」が九州1歳トレーニングセールに上場していたので、(もし、他の馬主さんのお眼鏡に叶って競り落とされてしまったら?)と伏せていましたが、幸か不幸か主取になってしまったようです。おそらく、庭先取引でゼロステーブルが購買する事になるでしょう。

http://www.geocities.jp/hmo4rice/tabiuti47.htm#

ゴールドプルーフといえば私は丸野勝虎騎手の印象が強かったのですが、川端さんもかなりの回数騎乗されてましたね。
河端秀俊さんは現在育成牧場ゼロファームを経営し、セゾンレースホースの馬などを多く手がけています。
ゴールドプルーフの仔を走らせたい」という夢の為だけに馬主資格を取り、夢に向かって動き出しているとは、
実にいい話ですねぇ。やっぱり競馬ってのは人と人、人と馬との縁で成り立っている世界なんだなと思います。


(追記)
ブクマにてコメントを頂いたので補足説明します。
ゴールドプルーフ 種牡馬に再登録 - 座布団が行司にクリーンヒット

あまりにも大人しく牝馬に対しても何の反応を示さないため、泣く泣く種牡馬登録を取り消していました。
しかし場長はその後も諦めず、ゴールドプルーフがいつか牝馬に興味を持つ日が来るのを待ち、種つけの練習も
行っていたそうです。たまたま同牧場の種牡馬マルカダイシスが怪我で種付けができなくなり、プルーフ
試してみたところやる気になってくれたという。

ホースランドあいら場長・徳重氏は、一旦、種牡馬登録を抹消。引退名馬繋養展示事業に登録して助成を受けつつ、
種牡馬にさせることを諦めずに試行錯誤を繰り返してきました。そして6年後ついにその日がやってきました。
こうして2011年に産まれたグラールスイートとの初仔、来年名古屋競馬場で無事デビューできるといいですね。