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玉野競輪が開催再編案を計画中

http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130323/wsp13032318000007-n1.htm

 各地にある競輪場を一つに集約し、そこで期間ごとに主催を変えてレースを開催、残る競輪場は廃止してしまう。そうすば、その競輪場は年間を通じて使用され、さまざまな面でムダが省けることになる。
 例えば、各地で競輪場を展開する5つの主催自治体が手を組み、一つの競輪場だけ残し、4つを廃止。残した競輪場で各主催自治体がこれまでと同じ70日程度レースを開催すれば、70日×5で年間350日が埋まる。ほぼ休みがなく効率がいい。
 玉野市が検討するのは、こうした競輪場再編案だ。拠点とする競輪場は雨の日も開催できるようドームがいいが、同市の試算では60億円あればドーム競輪場が建設できるそうだ。「まだまだ試案の段階で、他市との折衝もまだ。予算などクリアすべき問題点を洗い出しているところ」
(中略)
日本で最も赤字に苦しむ競馬場の一つ、笠松競馬を主催する岐阜県地方競馬組合に聞くと、「統合して効率化を図り開催経費が減るというのは魅力的ではあるが、競走馬の移動や主催をどうするかなど、クリアすべき課題があまりに多すぎて…」との返答だった。
(中略)
 ただし、どこに競輪場をつくるのかは大きな問題だ。さらに雇用の問題もある。例えば5市が共同開催すると決まったら、1市の競輪場だけが残り、4市は失うことになり、従業員の多くは失職する。雇用の存続という点でも早計に参加は決められないだろう。
 笠松競馬が食指を動かさないのも同じ。統合で職員が職を失ってしまうのが怖いのだ。競馬場がつぶれてしまえば元も子もないだろう…とは外野の意見である。過去、廃止されてきた多くの競馬場はぎりぎりの段階まで「職の確保」で改善策を打ち出せずに終わっていた。

廃止になるくらいなら、これくらいのことをしてでも存続する方法を模索するのも一つの手かと思うんですけどね。
あるいは逆に経営好調な競馬場が他の競馬場を利用して開催するというのがあってもいい。
JRAの競馬場で地方競馬を開催していたこともあるわけですし、JRAが下位条件限定で開催することだってできる。
地方競馬で始まって既に数年が経過した外厩制度がもっと浸透していけばいいのですけどね。