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高知競馬場と場外でJRAの馬券発売を開始(G1開催日の全レース)

ページが見つかりません - 予想王TV@SANSPO.COM
http://www.jra.go.jp/news/201303/032503.html
http://www.keiba.go.jp/topics/2013/0325.html
高知競馬場とその場外馬券場であるパルス宿毛JRAの馬券発売が開始されることになりました。
名称は「J−PLACE高知」と「J−PLACE宿毛」。しかもJRAのG1開催日の全レースが買えるのです。
パルス高知とパルス藍住での発売はありませんが、払い戻しのみ行えるようです。
高知競馬は非常に大胆な行動を取りましたね。


これまでも地方競馬では盛岡、水沢、浦和、川崎、姫路、荒尾、佐賀競馬場などでJRAの馬券が買えました。
これらはJRAのシステムを利用している「WINS」。川崎と姫路を除き、発売レースはG1や重賞レースのみに限られます。
なぜなら開催同日にJRAの馬券を全レース発売すると、そちらにお客が流れてしまう危険性があるからです。
G1などの馬券を発売することで集客して地元の馬券も買ってもらおうという意図があるわけです。


しかし高知ではさすがに全日全レース発売とはいきませんが、G1開催日については全レース発売するとのこと。
これは高知競馬がナイター開催だから可能なのでしょう。馬券発売の時間がほとんど被らないので、
昼間はJRAの馬券で客を呼び込み、昼間に前売りもしつつそのままナイターまで居てもらおうというのでしょう。
このようなことが可能になったのは地方競馬共同トータリゼータシステムが確立されたからです。
ホッカイドウ・大井でJRAの馬券発売へ - 座布団が行司にクリーンヒット
http://uma-furusato.com/news/detail/_id_71867
北海道ではWINSが閉鎖される一方、ホッカイドウ競馬場外施設を利用することでむしろJRA馬券の発売箇所は激増。
大井ではお客の奪い合いを恐れてか年間9日間程度に抑えています。諸刃の剣になりかねませんからね。
平日開催が主な競馬場はまだしも、土日昼間開催の競馬場でJRA全レース発売は今後も無い気がします。
ただ地方場外施設の中には経営難のところも少なくないので、JRA馬券発売での集客は可能かもしれません。


I-PATでの地方競馬馬券発売、そして「J−PLACE」でのJRA馬券発売などを見ると、
地方と中央の垣根は少しずつ取り払われているように思えます。できればもう一歩先の段階に進みたい。
「J−PLACE」が可能ということはつまりJRAの競馬場やWINSでも地方競馬の馬券発売が可能ということ。
JRAの施設は土日しか稼動しておらず、平日はほとんど利用されていません。これらを有効活用する為にも
I-PATだけでなく、JRAの全場外施設で地方競馬の馬券発売が行えるようになるといいんですけどね。