座布団が行司にクリーンヒット

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パチンコ店内に場外馬券売り場併設は不可能なのか?

 二十数年前、さるシンクタンクに依頼され、「馬家(ばか)」を自称する作家の石川喬司さんらと、そのころから落ち込みが始まっていた地方競馬の建て直し策を、関係者からのヒアリングや現地視察などを重ねて検討、報告書を作成したことがある。
 当時の地方競馬の主催者から必ず聞かされたのが、「パチンコに食われている」というボヤキだった。確かに当時パチンコは「30兆円産業」といわれるほど勢いがよく、地方競馬だけでなく、中央競馬、競輪、競艇など公営ギャンブルのファン層をさらっていたことは事実だ。
 そこで馬じぃが提唱したのは、「それなら競馬場にパチンコを導入したらどうか。競馬場には広い敷地、駐車場などがあるから、地方で常態化しているクルマの客を呼ぶのに最適だし、パチンコに飽きたら競馬、その反対もあるだろうから一挙両得ではないか」という案だ。
 ところがこんな発想は役所から出向している地方競馬の主催者にはおよそ考えもつかないし、またテンから実現不可能と思い込んでいるから、役人独特の「できない理由」を並べられて門前払いを食った。

http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20130330/spo1303301446001-n1.htm

この手の話は以前からよく話題は出ても、実現された例はまだ過去に一度もありませんからねぇ。
馬主にはパチンコ会社の社長なども多いのですし、そっち方面から進まないものかとか思ったりしますが。
公営競技の場外を併設する施設は近年になってやっと進んできた感じはありますが、まだまだ途上段階。
福山競馬を含め地方競馬の動きの鈍さ、改善の余地があるのに廃止される状況…昔から変わりませんねぇ。