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『ダビスタ』新作の種牡馬について薗部博之氏「サンデー系ばかりで種牡馬のラインナップが難しい」

「ダービースタリオンGOLD」の発売日が2014年12月4日に決定。初回購入特典で,ダウンロードソフト「ダビスタ」(仮称)が手に入る - 4Gamer.net
12月に3DSでの発売が発表されたダビスタの新作『ダービースタリオンGOLD』。
近年はオンラインゲームになったりソーシャルゲームになったりと、割と迷走していた印象もあるダビスタですが、
「今回は『ダビスタ』の原点に戻って」と薗部氏が仰っているようなので少し楽しみにしています。
サラブレ』9月号にはその薗部氏のインタビュー記事が載っていました。気になった部分だけ少し紹介します。

薗部「ダービーの出走馬もほとんどがサンデー系の馬ですよね。そういう状況なので、種牡馬のラインナップを決めるのも正直言うとかなり難しいんですよ。リストにサンデー直仔の種牡馬ばかり並んでいてもゲームとしては楽しくないと思うので。」「ですので、なんとかしてマイナーな血統の種牡馬を入れたいのですが、それはそれでなかなか目ぼしい種牡馬がいないんですよ。」
(中略)
「短距離のスペシャリスト的な種牡馬も今は少ないんですよ。結局ディープの仔がマイルでも強いわけですから、オールマイティな種牡馬が強すぎる状況だと種牡馬を使い分ける必要がなくなるので、短距離種牡馬は立場がなくなってしまいますね。」

マイナーな血統の種牡馬というだけなら実在こそしますが、ダビスタ種牡馬は現実競馬の結果をパラメーター化して
それをゲーム内に反映させる為、「『ダビスタ』としては種牡馬選びは苦しい時代です(笑)。」とのこと。
マイナー血統のを多く入れてしまうと「実績C」の種牡馬ばかりになってしまう。
かと言って「実績A」種牡馬を採用しまくるとサンデーサイレンス系ばかりで種牡馬欄が埋まってしまうという……。
確かに現代の日本競馬を反映させようとすればするほどゲームバランスは偏ってしまいそうです。
これは海外種牡馬も一緒のようで、実績上位の種牡馬を選ぶと米国ではミスプロ、欧州ではサドラーでしょうからね。
サンデーサイレンスブライアンズタイムトニービンがいなくなり、時期的にサクラバクシンオーも居ないという。
ただサクラバクシンオーの代わりはショウナンカンプが登場するそうなのでそこは安心かな。
他にもディープインパクトハーツクライキングカメハメハネオユニヴァースなどの登場は決定済だとか。


他の新要素としては牧場内に調教施設を設置させることが可能になるという。
レーシングプログラムは当然最新のものが導入されるそうだが、地方交流や海外レースはどうなるのだろう。
昔から『ダビスタ』は地方交流重賞完全無視でしたからね。特に記事内で触れられていないあたり望み薄かなぁ。