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インティの父ケイムホーム 九州種馬場での種付けを今年も継続

7連勝でG1フェブラリーSを制したインティ。
ブリーダーズカップ遠征まで取り沙汰されている同馬の父ケイムホームにも注目が集まっています。


日本軽種馬協会で2008年から10年も種牡馬生活を送っており今年で20歳のケイムホーム
インティの母キティが種付けされた2014年の価格はフリーリターン特約無しで60万円という価格帯でした。
来日当初種付け料はもっと高額でしたが年々安くなっていくのは日本軽種馬協会種牡馬の傾向ですね。
昨年から九州に移動。九州の生産者のために種付けしやすい10万円に据え置きされています。
インティという活躍馬の登場で再評価されつつある種牡馬ですが、一方で九州産馬ファンとしては「北海道に連れ戻されてしまうのではないか……」という不安がずっと心にありました。
しかしどうやらしばらくは九州で種牡馬生活を継続してくれそうです。

フェブラリーステークス勝馬インティの父ケイムホームも、かつてはここ静内種馬場にて繋養されていたが、昨年より九州種馬場に移動した。突然の産駒の大活躍により、民間の種牡馬ならば急きょ繋養先を北海道に変えるなどの措置が講じられるところだが、JBBAは全国組織の生産者団体であり、すでに昨年秋のうちに今年の種牡馬の配置が決定しているため、そのまま九州種馬場で繋養されることになる。


ただ、仄聞するところによれば、インティの母キティは、今年、ケイムホームを交配すべく、九州に送られて種付けシーズンをかの地で過ごすことになるらしい。無事、受胎することを祈りたい。

https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=42639


キティはケイムホームを種付けに九州までやって来るのだとか。
ケイムホーム目的に繁殖牝馬を連れてくる東北・北海道の生産者さんは他にもいらっしゃるのでは。


日本軽種馬協会種牡馬を種付けする際に遠隔地の場合は輸送補助が出るため、
例年この補助金を利用して北海道のJBBA種馬場まで種付けに行く九州の繁殖牝馬は何頭かいます。
中にはJBBA以外の種馬場まで種付けに行くこともありますがその場合輸送補助は出ません。
強い馬作りのためには選択肢を広げなければならず、経費がかかってしまうのは九州の辛いところではあります。
今後はその逆のことが起きるかもしれないことを考えると不思議な感じがしますね。


種牡馬のカンパニーが17歳で死亡 - サンスポZBAT!競馬
九州の種牡馬の話題としては熊本・本田牧場で繫養されていたカンパニーが腎不全で死んでしまいました。
産駒のウインテンダネスが重賞を勝ったというのに……九州で種付けして産まれた仔がデビューする前でもありとても残念です。