座布団が行司にクリーンヒット

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2019年第19回サマーチャンピオン 芝から転戦のグランドボヌールが重賞初勝利

レース成績表
web Furlong 2019【JBC特集】第19回 サマーチャンピオン JpnⅢ
JRAからテンの速い先行馬が揃った一戦。
最内1番人気のスマートレイチェルが逃げナンチンノンやシャインヴィットゥ、
外から楽にグランドボヌールと続き、2番人気ヒザクリゲは激しい先行争いを見て控える形。
先行勢がずっと追いかける形となりスマートレイチェルにとっては息の入るタイミングがなく、そのまま第3コーナーへ。
好位にいたシャインヴィットゥが先に抜け出すがさらに良い手応えで外からグランドボヌールが4角でマクる。
控えていたヒザクリゲが外に持ち出しあと一歩まで詰め寄るも勝ったのはグランドボヌールだった。
佐賀での勝ち方をよくわかっている乗り方だったのはグランドボヌールの和田竜二騎手。
かつてはクーリンガーで幾度も佐賀競馬場に遠征し、のちに霧島賞テイエムゲッタドンで制しています。
以前インタビューで「地方の競馬場で一番印象に残っているのは佐賀」と仰っていましたがまた一つ良い印象が増えましたかね。
ここまで芝を使われていましたがダートに転戦して大成功。エンパイアメーカー産駒でダート適性はあったのでしょうし、
芝重賞でも好走していた馬ですから高い能力とダート転向のタイミングが合致したのでしょう。
過去にサマーチャンピオンでは前走芝レースの好走馬はいましたが勝利したのはこれが初めてです。
2着ヒザクリゲに騎乗した横山典弘騎手は前が速いとみるや抑えて差しに回した好判断が活きました。