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鹿児島の伊集院町に新たな地方競馬の場外馬券場建設計画

http://373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060311_4.htm
鹿児島県日置市伊集院町野田(地図)に日本レーシングサービス
BAOOなどの経営、『ハロン』の発行などをしている会社。通称:NRS)が場外馬券場の建設を計画しているそうです。
これまでの南九州への場外馬券場建設計画は荒尾競馬佐賀競馬などの主導で行われてきました。
(もちろん今までもNRSなどとの連携で計画されていたのだろうが)今回はNRS単独での計画ということか。
計画では、延べ床面積約1,600㎡の建物に180インチの大型スクリーン、約600台の駐車場などを設置。
荒尾・佐賀など複数の場外を発売し、営業日数は年間約330日・売り上げ約300億円を見込んでいるとのこと。
地元の野田地区を中心に約40人の雇用、地元公民館に協力費として毎月20万円を支払うほか
売り上げの最大1%を交付金として市に還元する予定。これらの説明会が既に行われ、
地元住民は「過疎に悩む地域の活性化につながる」と計画に賛成しているそうだ。
しかしこれに水を差しているのは日置市の宮路高光市長である。まだ市への正式な打診がNRSからはないが、
市長は「現在のところ市として積極的に進める考えはない」と反対する姿勢を示したそうだ。
過去の場外舟券売り場計画での反対論争があった経緯、及び日置市が合併直後であるため、反対するそうだ。


これまでの場外建設は市側は賛成しても住民側が反対するケースが多かったようだが、今回は逆ですね。
以前の反対運動・論争は住民側から行われたものだろうが、今回は住民が賛成している。
それにも関わらずなぜ市長が反対するのだろうか。住民の希望を無視してまで反対する理由はなんだろう。
地場の産業の少ない過疎地などでは住民が場外売り場を誘致するケースも多いという。
今回はどちらが推進したのかは分からないが、住民の苦しい状況を救う立場なのが行政なんじゃないのか。
折角の地元振興策を台無しにするとは、どこか他の何かの利権と癒着があるのかと疑いすら持ってしまう。


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