東スポ系列紙からの情報です。これまでの競馬法施行規制では１開催は一律８日でした。
それが改正されて今年末に施行される規則では、１開催を「１２日以内」とする省令改正されます。
しかしJRAの年間総開催日数は288日と決まっているので、勝手に増やすことはできない。
そこでJRAが考えたのは、売れない月の開催日を削って売れる日に振り替えてしまおうと。
具体的にはまず今年の金杯。毎年金杯は1月5日からと決まっていましたが、来年は金曜日。
金曜日はあまり売れないし、月曜日まで4日連続開催にするとお客の財布も空になりがち。
そこで金杯を6日にして土･日･月の3日開催にするという。金杯が5日に行われないのは85年以来だとか。
（今年は5日、7〜9日開催だった） その余った１日分をどこに振り替えるのかというと、
10月8日（祝月）の体育の日が有力らしい。これでこの週は3日連続開催となる。
しかし、こうなると祝日日曜日に開催される地方競馬は大きな打撃を受けることになる。
はてな
体育の日は南部杯が行われる日。同じくJRA祝日開催だったダービーグランプリも売り上げは減少。
JRAも売り上げを伸ばそうとする努力は分かるが、わざわざ地方競馬を犠牲にしてする必要は無いだろう。
今後この法改正でJRAが暴走しなければいいのだけれど。さらに祝日の月曜日開催を増やしたり…。
あまり売れないローカル競馬場開催なんかも減らされたりするんじゃないかと今から心配です。
