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今年で最後かもしれない日米野球 MLB選抜の5戦全勝で幕

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20061108-00000054-kyodo_sp-spo.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20061108-00000050-kyodo_sp-spo.html
MLB選抜が72年ぶりの全勝、MVPは4発のハワード - 陽だまりの風
終戦はホークス勢が大活躍してくれたので、よし。馬原vsハワードのガチンコストレート勝負には燃えた。
あと野村監督は責められないですよ。今回は選手層がアレだったし、これが精一杯だったと思います。
25人の辞退者って、ねぇ。延長戦に入ってあれ以上馬原は使えないし、他チームの投手使うわけにもいかず、
自分とこの小倉使うしか選択肢は残ってなかったんでしょう。
東西対抗戦もありましたし、日本ハムアジアシリーズを控えていました。その影響もあったでしょうが、
それにしても寂しい気持ちになりました。
そしてタイトルにも書いた通り日米野球は今年が最後の可能性が大きいそうです。同じく東西対抗戦も。
選手会が提案するのが濃厚みたいで、日本シリーズ後の試合はアジアシリーズのみになるんですね。
試合数の増減に関していつもせめぎあってる選手会と球団側ですが、日米野球だけでなく東西対抗戦もですか。
WBCが行われるようになったことで日米野球が行われる意味が希薄になった、ということらしいんですが
WBCは4年に1回しか無いし、日米野球と違ってバリバリのメジャー選手が出てくることも少ない。
WBCは日本代表が勝って米国代表が負けたけど、今回の日米野球MLB代表にNPB代表が負けたんですよ。
しかも辞退者続出という、まさに恥じゃないですか。選手たちは一体何を考えているんだろう。
日米野球が「お祭りだから」という姿勢じゃいけませんよ。今回のMLB選抜の意気込みを見てほしい。
今回辞退した選手たちに関しては、本当に怪我だと思える選手以外は私にはサボってるようにしか見えない。


選手会と球団。
2年前のストライキ騒動では選手会がファン、マスコミを味方につけて主張を押し通しました。
あの時は選手会の意向がファンの利害と一致していたし、球団側の考えがファンを反感を買っていました。
しかしあの時でも球団、オーナー側の意見には一理ありました。球団経営は非常に厳しい状況であることは
当時も今でも変わりありません。ただ、ファンの同意が得られない内容だったということ。


あれ以来、選手会は少々行き過ぎているのではないかと思わざるをえません。
年俸をもっと上げろ、試合数減らせ、日米野球も東西対抗戦も無くせ、FAできる年数を減らせ、
球団経営は悪化の一途なのに選手の年俸は相変わらず右肩上がり、でも年俸を一気に下げることは難しい。
そりゃあ選手会の言い分も分からないではありません。選手も人間ですから、働き過ぎは嫌でしょう。
しかし今の状況を見ていると、選手会も球団側もそれぞれのやりたいこと、権利を主張するだけで
ファンのことはあまり考えていないように見えます。まぁ選手会もあくまで単なる労働組合に過ぎませんからね。
選手は労働条件を希望するならば条件に見合った仕事をしてほしいし、球団は選手を酷使させちゃいけない。
……どこで折り合いをつけるか非常に難しい所だというのは分かりますがね。ファンの中にはそれでも選手会
応援し続けようとする人もいます。しかし私は、今の現状ではあまり好意的に見ることは出来ません。


ファンの間でも意見が噛みあわない事例は沢山あります。例えば交流戦
もっと増やせという人もいれば、もっと減らしてもいい、交流戦なんて無くてもよかったと言う人。
なんとなくですが、パ・リーグファンは増加(現状維持)派、セ・リーグファンは減少派が多いのかな?
その理由は何よりも放映権ですよね。巨人戦は人気が低調の今でもドル箱であることには変わりありません。
セ・リーグの球団は最後まで交流戦に反対していたし、減少しようとする動きは理解できます。
しかしパ・リーグの球団、ファンは「今までずっと美味しい汁を吸い続けてきやがって汚ねぇ、俺らにも分けろ」
ってなことです。多少語弊があるかもしれませんが大体こんなもんでしょう。


利害というのは一致すれば最高ですが、片方が利を得れば片方が損をするのは世の常です。
ただあまりにもファンを軽視していると、後でしっぺ返しを食らうのは球団も選手会も一緒だと思いますが…。


解説の長谷川滋利氏が「来年は日本もベストメンバーでの試合が見たいですね」と言っていたのが印象的でした。