座布団が行司にクリーンヒット

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色々あった天皇賞(秋)

ひとまずメイショウサムソン武豊騎手おめでとうございます。各所から聞こえてくる
石橋守騎手でもよかった」の声(笑)。まぁ武豊騎手だったからこその勝利とも言えなくもない。
なんでもコスモバルクの斜行を見越して離れて競馬をしていたと聞くし、その辺はさすがと言った所か。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/10/29/02.html
ウイナーズサークルで内藤大助選手を真似して「国民の皆さまの期待に応えられました」と言ったらしいが
これは気がつかなかったアナウンサーが悪いんであって、スベっちゃったわけじゃないのでは(笑)
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20071029-OHT1T00024.htm
こちらでは「爆笑を誘った」ことになってる。どっちが本当かな〜。


一方で斜行した五十嵐冬樹騎手には皆さんから批判が集まっているようで。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2007102800138
http://keiba.radionikkei.jp/news/20071028K63.html
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200710/ke2007102908.html
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2007102902060073.html
まぁ一番可哀相なのはなぜか降着になってしまったエイシンデピュティ柴山雄一騎手だと思うのですが。
この裁量は元騎手の坂井千明氏が来月辺り『サラブレ』で解説してくれると思うので、待っておきましょうか。


どの騎手も(元公営の騎手たちでさえも)怒っているし、本人も反省の弁を述べているところからしても
五十嵐騎手に過失があったことは間違いないとは思うが福永祐一騎手あたりはキレ過ぎだろう。
福島バカニスンナヨ! ……というか、地方騎手に対して怨恨ありまくりなのが露呈しちゃった感じ。


普段から中央の騎手たちは「地方騎手は騎乗が荒い」「レースの流れを崩す」などと批判しているという。
『殴る騎手』シリーズなんかでは特にそういう描写があって、JRAに移籍した騎手に対しても以前福永騎手は
「岩田の騎乗は云々」と呼び捨てで(注:岩田騎手の方が年上です)文句を言っていたらしいし、
地方騎手批判の中でも急先鋒な方なのだろう。ファンからすれば、そんな地方騎手(外国人騎手も)に
やられ放題の中央の騎手たちの方に「綺麗に乗りすぎる」問題があるんじゃないかと思ってしまうわけですが。
その証拠に、ある程度は影響を受けたであろう4着ポップロックのぺリエ騎手は今回の件について
斜行の影響を言い訳にもしていない。恐らく、本人にとってはあの程度は許容範囲だったのではなかろうか。
今回は福永騎手の地方騎手に対する常日頃の不満が爆発した形になったのではないかな。
来年は内田博幸騎手をはじめ、合格すれば公営騎手がJRAに移籍するだろうし、危機感を募らせている所だろう。
今回は五十嵐騎手のミスだとは思うが、こんなことでいちいちキレていたらいつの間にか元・公営の騎手たちに
成績もお手馬も奪われてしまうよ〜、と感じるのですがどんなもんでしょうか。