佐賀競馬場で行われた能力検査で故障を発生、非常に残念ながら予後不良となってしまったそうです。
トウショウヒカリが絶望的骨折から復帰 - 座布団が行司にクリーンヒット
やはりケガの状態が芳しくなかったか、それかケガの箇所をかばって他の場所を痛めてしまったか。
この馬が牝馬であったならば繁殖に上がっていただろうけど、牡馬だったからなあ・・・。
本来、蹄骨骨折という現役続行が絶望的な怪我をした時点で処分されてもおかしくはない状況だったと思います。
たんぽぽ賞などを勝利しているとはいえまだまだ経験の浅い地方所属馬です。引退してもそんな馬を
ずっと面倒見る余裕はなかっただろうし、怪我をした馬を引き取るような乗馬クラブもなかったことでしょう。
しかし馬主さんの意向で現役復帰を目指して長期の療養に入りました。ほとんど治る可能性の低い怪我です。
馬主さんもそれだけ期待していた馬だったのでしょう。それでもそこまで長い期間休ませるわけにもいきません。
霧島賞という大きなレースを前に復帰しましたが、このような結果になってしまいました。
悲しいことですが今回はどうしようもなかったことだと思います。こういうこともあるんですよね、競馬には。
しかし私は忘れません。あのレベルの高かった2006年たんぽぽ賞で目の前で見たあの走り、
地元九州勢やJRA勢を向こうに回して着差以上の圧勝を見せた、園田からやってきた怪物のことを。