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佐賀記念はチャンストウライが初交流重賞制覇をレコードで飾る

http://www2.keiba.go.jp/keibaWeb/PageFlows/RaceMarkTable/RaceMarkTableController.jpf?k_babaCode=32&k_raceNo=9&k_raceDate=2008%2F02%2F11
佐賀記念、兵庫のチャンストウライがレコード勝ち | 競馬ニュース - netkeiba.com
http://www.iijnet.or.jp/keiba/index.html(動画はこちら)
「兵庫のファンの皆さん、おめでとうございます!」
佐賀競馬実況の中島英峰氏がレース後に発したこの言葉(残念ながら動画には入っていません)、
観戦に来ていた多くの佐賀ファンもそう感じたことだろう。見事な勝ちっぷりでした。
ゴール地点で後ろから来る馬がいないことを確認した下原理騎手は何度も何度もガッツポーズをしていました。
それくらい嬉しい勝利だったのだろうと思います。帝王賞4着、名古屋GP3着の実績は伊達ではありませんでしたね。
道中は下原騎手曰く「速過ぎて前に追いつかないくらい」というミツアキタービンマコトスパルビエロ
作った速いペースで進み、3番手からクーリンガーが虎視眈々、チャンストウライは後方からマクって上位に進出。
この速いペースの影響で終わってみればレコードでの決着となりました。タイムは素直に評価していいと思います。
ただ、展開が違えば着順が変わっていたかもしれないとも思えたレースでした。チャンストウライは今後、
強いJRA勢を相手にしていく中で様々なペースに対応していけるかどうかが躍進の鍵となってくるでしょう。
表彰式で改めて阪神大賞典行きを明言、ミツアキサイレンスを超える活躍を期待します。


佐賀記念は(サマーチャンピオンもですが)今後ますます他地区の有力馬が登録してくるレースになりそうです。
これだけ地方馬が好走しやすいレースもないでしょうからね。キングスゾーンチャンストウライもこれから
G1を勝たない限りは毎年のように出走してきてくれそうな気がしますしね(笑)。
佐賀競馬場地方馬にとって全国区にはばたくステップとなるのならそれはそれで嬉しいものです。


2着以下の短評も。
クーリンガーは流石の一言、佐賀巧者っぷりを見せつけました。引退が本当にもったいないですね。
いつかミツアキサイレンス産駒とクーリンガー産駒が佐賀で走っているところを見てみたいものです。
佐賀競馬場で「ミツアキサイレンスメモリアル」とか「クーリンガーメモリアル」やってもいいよな(笑)。
もちろん優勝したら種付け権もらえるようにしてほしいですよね。絶対に種付けしろよと念を押しつつ。
和田竜二騎手は「1年の中で一番好きなレースは、クーリンガーと行く佐賀記念」と以前おっしゃっていましたが、
佐賀で5戦して1着1回2着4回は凄いとしか言いようがない。騎手からも愛された名馬でした、今までお疲れ様。


マコトスパルビエロは川野騎手の騎乗が批判されそうですが、あれはもう仕方が無かったと思います。
ミツアキタービンに競りかけられて、行くか控えるかの選択。下手に抑えて馬のやる気を削ぐよりも
気分良く行かせて自分のペースにしようとした結果でしょう。3着によく粘ったと思います。


ザオリンポスマンは北村欣也騎手の好騎乗が光りました。後方から追い込むという競馬を
最初から「決め乗り」していた感じですね。これが見事にハマって佐賀勢最先着、さすが大舞台には強い。
北村騎手がブログでも書いていたように馬自体の調子は良くはありません。本当なら休ませてあげたい所。
馬主さんや調教師さんの事情もあるのでしょうが私は思い切って今は休ませるべきだと思います。コンディションを
整えてから色々な交流重賞に挑戦していってほしいと思います。それができるコンビだと思いますしね。
いちかばちかの後方待機がはまりました | 北村欣也騎手公式ブログ ~ Gダッシュ - 楽天ブログ


スペシャリストはやはり強い馬ですよ。Jpn3でならこれくらいの競馬はこれからもできると思う。
テンショウボスはちょっと案外だったかな。荒尾のエランセは大健闘と言っていい7着だったと思います。
ワンパクメロは完全にこのペースが合わなかった感じ、しかし今後も地元での上位は変わらずでしょう。
JRAの他の2頭は……なんなんでしょうね。ミツアキタービンはあのペースでは仕方なかったですね。
そして最後にレース中に故障を発生したナリタキセキボーイが軽症でありますように…。
08年度佐賀記念予想 - 座布団が行司にクリーンヒット
私は予想は当たっていたのですが、組数が多くて削っていったら馬券は外れてしまいました。こんなんばっか。