座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

別府特別に出走したスターオブジャンプは7着、フサイチサガントスは11着に終わる

鮫島克也騎手
真島正徳騎手(ともに「えるえるさいず」)
http://blogs.yahoo.co.jp/mostwanted1996/34016504.html
東 眞市厩舎公式ブログ(仮):【サガントス】無念の11 着 - livedoor Blog(ブログ)
なかなか上手くはいかないものですなぁ。
スターオブジャンプはいい展開でレースを進めましたが最後の直線で意外と伸びず。
フサイチサガントスは直線での不利が響いたようです。レースは完全な前残りでこの2頭には不向きなレース展開。
中央の特指500万下競走は来週で終了。秋からの地方馬が出走可能な特指はすべて1000万下以上の競走となります。
果たして500万下の身の馬が1000万下の特指に出走できるのか、無理なのか。
……いまいち地方馬の特別指定競走への出走条件が分かっていなかったので調べてみましたよ。


まずこの2頭が今、JRAでの収得賞金換算方法ではどれくらい賞金を稼いでいるのかということ。
http://11r.info/h19/bangumi62_64.htm
地方馬の場合は中央馬と同じように、1着賞金はすべて「賞金」とみなされます。ただし2着の場合は
賞金が100万円以上の場合だけ加算されるらしい。ということは1着賞金と九州ダービー栄城賞2着賞金の
150万円を合わせて、ざっと490万円ということになる。一方スターオブジャンプはこの計算方法だと320万円。
さて次は特指への出走条件だが、
http://11r.info/h19/bangumi_01.htm

特に定める場合を除き、出走申込み締切日において、
競馬番組一般事項?の4の(3)に定める収得賞金(以下「収得賞金」という。)により
決定される競走条件が、該当する競走に限り出走申込みできるものとする。

http://11r.info/h19/bangumi71.htm
つまり収得賞金が500万円超1,000万円以下でないと「1000万円以下競走」には出走できないということだ。
いわゆる中央での「格上挑戦」というのは、2着が多くて収得賞金が加算されれば可能になるということですな。
結論から言えば二頭とも1000万下競走には登録すらできない。


しかしよくよく考えてみると、フサイチサガントスはあと10万円以上、スターオブジャンプは180万円以上
賞金を稼げば1000万下特指に出走が可能になるということだ。これならば中央再遠征も可能なのではないだろうか。
フサイチサガントスはB級戦で1勝でもすればOKなのだが、次走はロータスクラウン賞ということだ。
九州ダービーで後塵を拝したオリオンザナイトは骨折休養中、僚馬のフサイチクローバーも出走予定とならば
ここは勝てると踏んだのだろうか。1着賞金250万円だが2着は75万円で100万に満たないので賞金には加算されない。
古馬を相手にしてでもB級で勝ちにいくという手もあるが、むしろこちらも安心できないということだろうか。
スターオブジャンプの方はロータスクラウン賞で優勝するしか方法は無い。ただこの馬は今のところ短距離向き、
九州ダービーでは11着に破れていたのを見るとなかなか厳しいものがある。平場で稼ぐとなると5勝以上必要だ。


仮に1000万下競走に出走が可能となったとしても、特指に出走が可能なのは3歳まで。つまり12月いっぱいだ。
もう残り3ヶ月という短い時間しかない。それ以降はどうするのか…両者の陣営および馬主さんも悩み所だろう。
佐賀時代の馬主さんが中央の免許を持っていなかったため売却され、今は中央で大活躍中のスーパーワシントン
のような例もある。関口さんの場合は両方持ってるから問題は無いだろうが、フサイチサガントス地方競馬
佐賀競馬のため、と佐賀に入厩された馬だ。さすがにそうそう中央移籍は無いだろうとは思う。
ただ、ファンからすれば両馬ともベストの条件で走って欲しいと願う部分もある。
私が勝手に悩んでいるだけかもしれないが、なかなか結論が出ない問題だなぁ。
というか、これらは私が調べたものなので確実ではないかも。間違ってたらごめんなさい。