5月に行われた2歳トレーニングセールにおいて、JBBA日本軽種馬協会が韓国向けの調査馬として購買した2歳馬が6月26日夕方、出国検疫のために在厩していた新ひだか町のJBBA静内種馬場から韓国へ向け旅立った。
http://www.keibabook.co.jp/homepage/topics/topicsinfo_new.aspx?subsystem=0&kind=0&category=00&filename=KON16483
JBBAが購買した調査馬は牝馬10頭。すべて将来の繁殖候補として、HBA日高軽種馬農協が札幌競馬場で開催したトレーニングセールで購買した。購買総額は3643万5000円。ソウル競馬場に寄贈されることになっている。
韓国に輸出された牝馬は以下の10頭。
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父グラスワンダー母カッシーナ(母父パラダイスクリーク)
父グラスワンダー母タイキエンプレス(母父トニービン)
父ゼンノロブロイ母ダイナドレスデン(母父アスワン)
父タニノギムレット母タークスタンド(母父Turkoman)
父ステイゴールド母ニシノロイヤル(母父ソヴィエトスター)
父フサイチコンコルド母ローレルピュアー(母父トニービン)
父ストラヴィンスキー母ワカプリンセス(母父ゲイメセン)
父マリエンバード母アサカジョイフル(母父ダンシングブレーヴ)
父ホワイトマズル母ウエスタンエッジ(母父Woodman)
父キングヘイロー母エレガントマリー(母父シャンハイ)
かなりバラエティに富んだ血統ですね。内国産から、外国血統が混じった馬まで。母ワカプリンセスは名前から
想像がつくかもしれませんがワカクモの牝系ですね。引退後は韓国で繁殖牝馬として頑張ってもらうわけで、
JBBAとしては馬の選定に熟考したのではないかな。しかも恐らくは韓国競馬の規定で輸入馬に値段的な制限が
いまだに残っているようで、落札価格は300万円〜400万円以内に収まっています。この価格帯に限定されるわけで、
なおさらJBBAは大変だったでしょう。日本産馬として競走も繁殖も成功してくれることを期待しましょう。