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キモンノカシワ 静内で種牡馬入り

キモンノカシワの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
競馬ブックの引退馬一覧に載っていました。未出走のディープインパクト産駒です。
ディープインパクト産駒は2008年度産の現4歳が初年度産駒ですが、まだ引退して種牡馬になった馬は
いなかったように思いますので、この3歳馬がディープインパクト最初の後継種牡馬ということになるのかな。
半兄のキモンホワイトは1000万下を勝利、半姉のキモンレッドは1000万下で活躍中です。
馬主はDr.コパこと小林祥晃氏。小林氏といえば「コパノ」の冠名で有名ですが、最近はこの「キモン」も使用中。
キモンレッドの馬名理由は「鬼門に赤色で健康運が上がる(風水)」とあるように、元々はそのまま「鬼門」の意味で
使っていたようで、ホワイトにレッド、イエロー、グリーン、ピンキーと色関係で命名が続きましたが、
最近は冠名に昇華したようで、2歳にはキモンプライド、キモンサンライズなどの馬がいます。
キモンノカシワの馬名理由は「冠名+柏」とのことですが、氏の公式ブログによるともっと深い意味があったそうです。

「分け隔てなく意見を聞こう」
なかなか出来る事ではないが、ひげの殿下から教えられたこと。
笑顔で真剣に話を聞くことは、発言するより大きな意味を持つ。
殿下のお悔やみに伺って感謝の気持ちを伝えます。
殿下には、コパの愛馬に三笠宮の家紋 柏 と
風水の「鬼門に大切な樹木を植えて将来に夢を育む」の格言をイメージされて、キモンノカシワと名付けて頂いた。
キモンノカシワのデビューを観て頂けなかったのが、残念でならない。

http://copa58.jp/blog/archives/id-003722.php

今年6月に薨去された「ヒゲの殿下」で親しまれた三笠宮寛仁親王殿下に命名していただいたものだったとか。
ディープインパクト産駒というのもあるでしょうが、コパ氏が種牡馬入りを特に要望したのかもしれない。