釣りタイトルっぽくてすみません。まだ噂の範疇ですので、それを分かった上でご覧ください。
ファインモーションを訪ねて～伏木田牧場 | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所
ファインモーションは、浦河町にある伏木田牧場の放牧地で静かに暮らしている。「もう、種付けはしてないんです。医学的に(受胎は)無理だと言われました」と伏木田さんは、表情を変えずにファンに状況を報告していた。残念ではあるが、それが現実だ。「虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残す」というが、ファインモーションは思い出を残してくれている。
半兄にピルサドスキーがおり、元々は伏木田牧場が繁殖牝馬に上げる為に購入したというファインモーション。
この記事は以前見ていて「あー、ファインモーションは繁殖になれなかったかー残念だな」という程度の認識で、
それ以上は特に気にもかけていなかったのですが、netkeiba.comのファインモーション掲示板に
こんなことが書かれていたのを発見して「ん？ なんか思ってたのと違う」と感じたのがきっかけでした。
非常に残念ながら、お母さんにはなれない身体のようです。
http://db.netkeiba.com//?pid=horse_board&id=1999110187&thread=horse&page=4
2009世界陸上の800mの王者と同じ様ように、
外面からの身体的特徴は牝ですが、
体内からみた身体的特徴には牡と牝の両方の特徴があり、
子どもを作ることが出来ないとのこと…
血統的にも能力的にも非常に魅力ありますし、
ファンも多い馬だけに残念でなりません…
私もこの馬の子どもを見てみたかったです…
調べてみると2ch競馬板スレまとめにもありました。噂をまとめてみるとこんな感じ。
-ホースニュース俺-（無期休刊） : 伏木田牧場「ファインモーションはもう種付けしてない。医学的に受胎は無理だと言われた」
・検査してみたら染色体レベルで牡馬だった
・女子陸上のセメンヤのような見た目的にもちんこはないけど
体の中に子宮と卵巣が無くて代わりに精巣がある
……うん？ なにそれすごい。両性具有というのは知識・言葉としては聞いたことがありますが、
実際にどんな症状なのか。両性具有（半陰陽）と言っても色々な種類があるだろうからなあ。
9月11日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドなどによると、医学的検査の結果子宮と卵巣が無く体内に精巣があり、通常の女性の3倍以上のテストステロン（男性ホルモンの一種）を分泌していることが判明し、両性具有であることが分かったと報じられた[2]。
セメンヤ選手は精巣を持つ女性！ ビックリです。 ( その他の病気 ) - うろうろドクター - Yahoo!ブログ
男性半陰陽だったのか。 ( 陸上競技 ) - 灘・開成・早大高等学院への英語 - Yahoo!ブログ
正式名称「アンドロゲン不応症」、「精巣性女性化症候群」「睾丸性女性化症候群」ともいうらしい。
アンドロゲン不応症 - Wikipedia
個別「20120929044333」の写真、画像 - wao_o's fotolife
分かりやすい画像↑も見つけたので貼っておきます。 つまり・・・
・外見上は正常な女性
・性器も女性型
・でも染色体は男性（XY型）
・子宮、卵管、卵巣が無い（！）
・かわりに（停滞）精巣がある（！！）
・膣はあるが端がふさがっている
・当然、妊娠出産は不可能
普通の男女もそうなのですが、男性ホルモンの一部は体内で女性ホルモンに変換されるので、
停滞精巣からのホルモン分泌が乳房の発育や女性らしい体型を形作るための重要な供給源となるそうな。
見た目も性器も完全に女性なのならば、そりゃセメンヤ選手もあの年齢になるまで分からんわなぁ。
一般女性の平均よりは背が高くなり、ルックスや体型なども男性っぽくなるらしいので、運動の世界では
女性の中に入れば体力的に抜きん出て、セメンヤ選手のようにオリンピッククラスの人も出てくるのかな。
いやー、こう言っちゃなんですが面白いですね、初めて知りました。医学的には常識なのかもしれませんが。
そして問題はファインモーションが同じ症状だったのか、というのが気になる。妊娠できない状況からすると
信憑性は増しますね。ましてや外見が女性型ならば、引退後繁殖に上がって検査しなければ分かりませんからね。
もし本当にそうだとすれば、ファインモーションの現役時代のオトコ馬並の強さにも納得できそうです。
人間だけでなくサラブレッドにも症状が出るのかな。同じ哺乳類だし、ありえるかもしれない。生命の神秘だなー。
どこかの雑誌などでちゃんと調べて記事にしてもらえないだろうか。もう今さら「牡馬だったのなら反則だ云々」と
文句を言う無粋な輩もいないと思いますし、本当だとしたらすごく興味をそそられるネタなんですけどね。
