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JRAのコストカットと大レース賞金増額の矛盾

徹底したコストカット路線の裏に
「自ブロック優先制度」の目的とその影響 - 座布団が行司にクリーンヒット
来年度はさらにローカル開催削減か? - 座布団が行司にクリーンヒット
JRAが近年色々な所で経費削減を進めているのはご存知かと思います。下位賞金の削減に始まり各種手当ての廃止、
馬匹輸送費削減やWINS閉鎖、今回のタクシー代や駐車料金徴収でもさらにコストカットになることでしょう。
このご時世ですから、企業が経費削減に努めるのは当然のこと。それ自体は正しいことかと思いますが、
カットする部分と増加させる部分を間違っているようには思います。来年からダービーの賞金が5000万円増だそうで。
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20121008-OHT1T00208.htm
これで喜ぶのはほんの一握りの馬主と生産者だけでしょう。あとは対外的なアピールでしょうか。
外国居住馬主の制限を解除しましたから、日本ダービーという日本競馬の象徴のようなレースの賞金を上げて
さらに呼び込もうという意図もあるかもしれません。しかし、数々のコストカットをした分が
この賞金増に回ってきていると考えると…。ローカル新潟開催も短縮されるそうですし、世知辛いですね。