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シャドウゲイトがアイルランド移籍初戦を勝利

シャドウゲイト移籍初戦2馬身半差の完勝 - 競馬ニュース : nikkansports.com
シャドウゲイトが19日の愛レースに登録 - カジノドライヴUSAの海外競馬
http://www.racingpost.com/horses/result_home.sd?race_id=565919&r_date=2012-10-19#results_top_tabs=re_&results_bottom_tabs=ANALYSIS

(スタート直後映像は左上の小さな画面から、0:52で大画面に映ります)


シャドウゲイト | 競走馬データ - netkeiba.com
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日本では中山金杯中京記念の重賞2勝、2007年に遠征したシンガポール航空国際カップ(G1)ではコスモバルクとの
ワンツーで見事優勝しているシャドウゲイトが、アイルランドの児玉敬厩舎への移籍が発表されたのは今年1月のこと。
ついにアイルランド初出走の日がやってきました。アイルランドのダンダーク競馬場オールウェザー2150mのレース、
昨年12月中日新聞杯10着以来の出走となりました。今年で10歳、年齢による衰えや長期休養明けで不安もありましたが
直線を向くと残り2Fあたりで一気にスパート、前を行く10番アーネストヘミングウェイ(ERNEST HEMINGWAY)を
交わすと1馬身以上の差をつけての快勝でした。2着アーネストヘミングウェイはエイダン=オブライエン厩舎所属で、
今年の凱旋門賞にも出走していた3歳馬です。初経験となるオールウェザーもこなしてくれましたね。
シンガポールでも勝っていましたし、海外への順応度というか、適性は日本より高いのかもしれません。


移籍初勝利のポップロック いくつか種牡馬オファーを受ける - 座布団が行司にクリーンヒット
ポップロックが種牡馬に 繋養先がチェコに決まるまでの経緯 - 座布団が行司にクリーンヒット
アイルランドの児玉敬厩舎には、日本では種牡馬入りのオファーがなかったポップロックコスモバルクなども
移籍しており、欧州での種牡馬就職活動の側面もありました。シャドウゲイトもまた同様のようです。
ホワイトマズル産駒で欧州ではなじみのある血統でしょうからね。コスモバルクは出走前に怪我で引退となり
日本に戻ってきてしまいましたが、ポップロックは初戦後にオファーを受け、チェコでの種牡馬入りが決まりました。
シャドウゲイトにもオファーがあっていてほしいですね。続報が気になるところです。


サラブレ9月号『世界に羽ばたくサンデーサイレンス系』特集 - 座布団が行司にクリーンヒット
現在欧州ではサンデーサイレンス系への関心が高まっているようです。オールフェーヴルの凱旋門賞好走を受けて
今後はさらに活発化していくかもしれません。多くのサンデーの血が海を渡っていますが、
欧州での適性などを考えると、サンデーより向いている血が日本にはもっと沢山あるような気がします。
日本でどんなに実績があっても、血統の流行で種牡馬入りできなかった馬の例は過去に数々見てきました。
ポップロックシャドウゲイトなどの例を受けて、種牡馬入りを目指しての海外移籍がもっと増えるといいのですが。
できれば高齢になる前の早いうちに移籍できるといいですね。成績が頭打ちになって苦悩しているけど
体自体は元気でいつでも走れる状態にある、という馬は結構いそうな気がします。新しい活躍の場も提供できます。
例えばホクトスルタンなども移籍したら意外と適正があって面白いんじゃないかなと思っていました。
日本で花開いたパーソロンの血が、4世代の時を越えてアイルランドに凱旋菊国する…なんて、
想像するだけでワクワクするじゃないですか。それでもし活躍でもしたら…夢が広がりますよね。
メジロマックイーン産駒ホクトスルタンが予後不良に - 座布団が行司にクリーンヒット
残念ながら夢は叶いませんでしたが、この馬が移籍していたらどうなっていたかな…と思っちゃう馬は多くいます。
自らの手で新天地を開拓する!という精神は私は好きですね。移籍例が一般化してくれるといいのですが。