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中山グランドジャンプは愛国のブラックステアマウンテン!

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http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130413-OHT1T00226.htm
【中山GJ】外国馬ブラックステアマウンテン 豪快差し切り!― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
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 管理するウイリー・マリンズ調教師は、10年前にG1・7勝を挙げたフロリダパールとG1・3勝のアレグザンダーバンケットの2頭で中山グランドジャンプに招待されました。しかし、2頭共中山競馬場の馬場に合っていないとの結論で回避することになりました。「私は所謂サマーホース(夏馬)が合っているとの考えで、十分な資質を持った馬を見つける為に数年かかってしまった」とマリンズ調教師は話しています。
 「我々はペガサスジャンプSの後、ここを使えるか心配でした。しかし、距離が4250mに伸び、これまでの経験が彼自身を助けることになりました。最終障害の後、我々の外に馬がいなかったのも幸いでした。仮に外に馬が来ていたらパニックに陥ったかも知れません。しかし、それもなく、道中も望むところにポジションを取ることが出来ました」とウォルシュ騎手はしてやったりの表情でした。
 「ブラックステアマウンテンは高速馬場が好きです。残念ながら、アイルランドでは過去2年間にこんな馬場を経験出来ませんでした。そこで我々は堅い馬場を求めて日本に来ました。彼は大きなレースでそれが出来ることを証明したのです」とマリンズ調教師は締めくくっています。

http://www.iuma.jp/pc/detail_12798.html

豪州のカラジが3連覇したことはありますが、欧州馬がこのレースを制すのは初めてだったようですね。
日本初出走となった前走ペガサスジャンプステークスでは9着に敗れていたため人気を落としていました。
しかし前走の敗因について調教助手は「本国ではスタートダッシュが求められず、出遅れる形となったが、
本番ではスタートを決めてくれるはず」とコメント。今回のレースでは上手く出て6番手付近を追走し、
コーナーでマクリ気味に上がると直線最後のハードル障害を飛越したところで抜け出しての勝利でした。
陣営が日本の高速馬場、中山コースに合う馬を数年かけて探し出し、そして見込みがあると踏むと
中山グランドジャンプが国際招待競走ではなくなったにも関わらず積極的に遠征して、
きっちり結果を残して帰国するという……まさにプロの仕事。来年以降も参戦する計画があるようで楽しみです。
これを機に欧州の「サマーホース」たちが日本に遠征して、障害レースが盛り上がってくれると嬉しいですね。


華やかなレースの裏で、もう一つの「プロの仕事」が行われていました。
スタート直後に落馬競走中止して空馬となっていた10番ゴールデンガッツが
自由に馬場を走り回った後に、あろうことか最終障害前で何も分からず突っ立ってしまっていたのです。
現地では事故になると大騒ぎだったようですが、JRA職員が寸でのところで退避させることに成功しました。


赤い服を着た職員の方が全力疾走。現地では思わず周囲から拍手が起こっています。
あわや大事故が起こる寸前で回避。この職員の方には私からも大きな拍手を贈りたいですね。