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ハクタイセイが死亡

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追悼~ハクタイセイ | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

 翌92年から、日本軽種馬協会静内種馬場で種牡馬生活をスタートさせたものの、この年、同種場場にはダンシングブレーヴが迎え入れられた。社台スタリオンステーションでは、その前年にサンデーサイレンスを導入しており、好景気を背景に世界レベルの血統は相次いで日本の地を踏んだ。

今年でもう26歳でしたか。馬齢的にはかなりの高齢と言っていい年でしたから、長生きした方だろう。
しかし種牡馬としては不遇をかこった印象が強いですね。初年度で26頭しか種付けできなかったというのは……。
鹿児島にも来ましたが、同時期にマークオブディスティンクションという九州の奇跡とも言うべき種牡馬がおり、
タイミング的にも不運でした。その後は静内、胆振、十勝と居場所を転々として2006年に種牡馬引退。
ハイセイコーチャイナロック系自体が時代遅れになりつつあった時期、種牡馬になった年も悪かった。


もう一つの感想としては、JBBA(日本軽種馬協会)は日本調教馬の種牡馬導入が伝統的に下手なんじゃないかと。
海外からの種牡馬導入は前述のダンシングブレーヴマークオブディスティンクションだけでなく、
フォーティナイナー、ウォーニング、オペラハウス、チーフベアハートクリスタルグリッターズなど、
成功させた例もそれなりにいますが(多くの失敗を出しつつ)、日本馬で成功した種牡馬はあまり思いつきません。
ハクタイセイと同じ父をもつカツラノハイセイコや、カブラヤオーも……一応ミヤマポピーを出したか。
近年ではヒシアケボノイシノサンデーダンツシアトルサイレントハンター……サニングデールもかなぁ。
社台などと違いグループの力で種付けを集めることができず、個人の中小牧場の人気に左右されますからね。
初年度からすぐに結果を出せればまた違うのでしょうが、そうでなければ右肩下がりで種付け数は減るばかり。
まぁこれはJBBAに限らず生産界ではありがちなのですけどね。人気のある種牡馬、フレッシュな種牡馬に偏る傾向。
ただ、ここで種牡馬入りできれば必ず死ぬまで大事にしてくれるのはいいことなんですけどね。