キングストレイルがアイルランドで種牡馬に | みんなの投稿競馬ニュース - netkeiba.com
シャドウゲイト アイルランドで種牡馬入りが決定 - 座布団が行司にクリーンヒット
キングストレイル 種牡馬入りの動き - 座布団が行司にクリーンヒット
種牡馬としての繋養先を探すためにアイルランドの児玉敬厩舎に渡っていたキングストレイル。
同時期に渡愛していたシャドウゲイトはお先に種牡馬入りが決まっていたが、引退して行き先を探していた
キングストレイルも結局同じロングフォードハウススタッドでの繋養が決まったらしい。
いくつかの牧場からオファーがあり、最終的に決定するまで紆余曲折あったようだ。
「シャドウゲイトは、アイルランドの障害専門のスタッドに行くことになり、すでに11日に送り出すことができました」
一足先に、シャドウゲイトが種牡馬として第一歩を踏み出した。児玉厩舎にいた日本馬で、アイルランドで種牡馬入りするのは初めてになる。
「今回、以前日本にもいたペルジノ(※1)が種付けできなくなったということで、『ぜひ』という話をもらい、送ることに決めました。すでに配合相手にも、ヨーロッパの重賞勝ち馬を用意してくれているとのことです」
※1…サドラーズウェルズの半弟(父ダンチヒ)。日本にリースされたのは97年で、98年産世代の産駒を残した。
いきなり重賞勝ち馬を配合相手に用意されているということは、かなり期待されていることのあらわれだろう。時間はかかったが、種牡馬としては好スタートを切ったと考えて良さそうだ。
また、キングストレイルについても、「いい話は来ています。インドからはかなり強い興味を持ってもらっていますが、こちらももう少しで決まりそうです」とのこと。
http://sarabure.jp/column_ireland_detail.php?id=25998
インドとはまた意外な国だが、注目された理由は何なのだろうか。
「実は日本産馬のウインレジェンド(※2)が、インドでリーディングサイアーとなりそうな勢いで産駒が活躍しているんですよ。ですから、同じサンデーサイレンス産駒のキングストレイルが注目されたのでしょう」
※2…父サンデーサイレンス、母はファンタジーS2着などがあるシンコウノビー。自身は06年葵Sを制するなど、短距離で実績を残した。種牡馬としてはトルコなどでも繋養されている。
どちらにしても、「シャドウゲイトが行ったスタッドもキングストレイルを欲しがってくれています。いずれにしても、決定までそれほど時間はかからないと思います」とのことなので、決定までもう少しなのは間違いないようだ。
サラブレ９月号『世界に羽ばたくサンデーサイレンス系』特集 - 座布団が行司にクリーンヒット
児玉師はこのスタッドを「障害専門」と評しているが、２頭とも障害種牡馬として期待されているのだろうか？
2010年にシックスセンスが死亡して以降、愛英国にサンデーサイレンス系の種牡馬はいなかった。
平地でも仔を走らせてみてほしいものだが、果たしてどれくらいの種付け頭数が集まるのだろうか。
また面白いのがインドからもオファーがあって最後までアイルランドと迷っていたという点だ。
ウインレジェンドの仔が活躍中とのことで白羽の矢が立ったようだが、インドに行ってもよかったな〜。
