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カジノ法案が国会に提出される

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131206/plc13120608260005-n1.htm
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20130329-00028776-r25
カジノ法案については公営競技にどう影響を及ぼすかがファンの多くも気にしているところでしょう。
果たして公営競技にとって良い方に向かうのか悪い方に向かうのか。アメリカのカジノでは馬券などが購入できるのが
デフォですし、競馬場内にスロットを設置することで競馬場の売り上げが伸びた例も多くあるようです。
このように公営競技もカジノと共存することが出来れば決して悪い話ではないはずです。
ただ、現在のところ政治的に公営競技がどのような扱いになっているのかよく分かっていないのは不安ですね。
http://winlife.main.jp/casino.html
国際観光産業振興議員連盟 - Wikipedia
またカジノ議連にはパチンコ議連を兼ねる議員が多く、推進している企業もパチンコ・パチスロ関連会社が多い。
これまで公営競技にとってのライバル的存在だったパチンコ業界が相手のため、身構えてしまいがちです。
しかしこのパチンコ関連企業の中にはJRA馬主である里見治氏や山本英俊氏などがいたり、議連の中には
大の競馬ファンである柿沢未途氏など、競馬推進派も存在する。柿沢氏は現在みんなの党離党などで渦中の人だが、
JRA-VAN feat. 須田と広橋 マニアックすぎて伝わらないケイバ選手権Ⅲ - 2013/11/22 21:00開始 - ニコニコ生放送
一方で須田鷹男氏とニコ生に出演したり、『競馬ブック』で舛添要一氏と対談したりしていた。


そういえば『競馬ブック』の対談で柿沢氏は、現在のJRAの体制について疑問点を投じていたのと思い出した。
要約すると「JRAの売り上げは国庫納付されているが、そのほとんどを畜産振興事業に使うのはおかしい」と。

国庫納付金
 JRAでは、平成19年度に約2,862億円の国庫納付を行いましたが、日本中央競馬会法では、JRAの国庫納付金の3/4相当額を畜産振興事業に、1/4相当額を社会福祉事業に充当することとされています

http://www.jra.go.jp/company/gaiyo/seicho.html

JRA農林水産省監督下にある特殊法人のため、国庫納付金のほとんどは畜産振興事業に使われている。
それをもっと他分野に使途を広げるべきだと柿沢氏は言っていた。競馬の社会貢献を国民の多くに知らせるべきだと。
柿沢氏の姿勢は分かるが、「畜産振興」の側からすれば反発は必至だ。特に競走馬の生産者などはこの畜産側なので
柿沢氏の意見には反対するのではないか。ただ現状の畜産振興事業が生産者に上手く還付されているかどうかは
大きく疑問が残るところではある。3年前にはこういったニュースがあったりしただけに……↓。
馬券で支える 中央競馬会の畜産交付金99%超天下り法人へ― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル


話をカジノに戻すが、つまるところカジノを推進することで国の収入を増やそうという話だと思う。
元から国庫や地方自治体にお金を落としている公営競技にとっては方向性は同じのはずだ。
できればケンカすることなく、うまく乗っかることができないか。便乗できれば相乗効果もあるはずなのだが。